バッタ、アメンボ見つけたよ!

「英語と漢字や!」工事のテープと看板の文字に興味を持って読もうとしている姿がありました。「入っちゃいけませんって書いてあるんやで」「これ変な英語やな」と韓国語を不思議そうに見ていました。
散歩の途中に蝉を何匹か見つけるとすかさず図鑑を開いて・・・「あった!!」「おんなじやん!」「セミおったな!」と同じ図鑑で同じページだったことに盛り上がっていました。
土手では大きなバッタを見つけました。虫が大好きなお友だちが捕まえると「僕も触ってみたい」と勇気を出して触ってみたり、触れないお友だちも図鑑で調べて「しょうりょうばったって書いてある。おんなじやろ?」と写真と見比べてみる姿がありました。
発見した虫や花を保育園の大きな図鑑でも調べてみました。「バッタの絵書けるよ」と図鑑の写真を見ながら虫の絵をとっても上手に書いて楽しんでいました。
ばなな組のお姉さんたちがカラフルな爪に塗ったり、手形に切り抜いて作った作品に興味を持ったりんご組さん。「あか」「あお」「ぴんく」と色の名前も分かるようになり呟いてみたり、自分の手を形に合わせてみたりして興味津々でした!

「あかるくなったよ!」と青空が見えてきたのに気が付き、りんご組のお友だちが「お外行く!」と嬉しそうに帽子を被って準備をしていました。お部屋に時々トンボが入ってくると「むしー!!」と追いかけて見に行く程虫が大好きな子どもたち。今日は図鑑を持ってお散歩に出かけました。図鑑の表紙を見て「はる・なつって書いてある!」「今なつやで」とばなな組のお友だちが一生懸命文字を読んで季節について話している会話が聞こえてきました。「春と夏とあと二つなんだっけ?」と質問してみると「ゆき!」「わかった!くもり!」と天気と混ざっている答えが返ってきていました。色々な虫や花を見つけるとすかさず図鑑を広げて調べている姿がありました。側溝の流れる水を見ながら「ザリガニおらんな」「ザリガニはもっと水が沢山のところにおるんやで」と水が沢山ありそうな場所を探して歩いていくと、今日はザリガニではなくアメンボをたくさん見つけました。「すいすいしとる」「ちっちゃいから浮いとるんやで」「こっちはでっかい!」とアメンボの動きに見とれていました。土手では大きなしょうりょうばったに出くわしました。「すっごいでっかーい」と虫の好きなお友だちが捕まえると「さわってみたい」「もちたい」と勇気を出してバッタを触ってみる子もいました。「足がとげとげしとるで気を付けて」「強くぎゅってしたらつぶれるから優しくね」と虫が死んでしまわないように優しく扱うことを伝えている姿が見られました。しばらく観察すると「もうお家に帰りたいって」「え!虫が言っとったん?」「ぴょんぴょんてしとるからあっち行きたいんやで」「大きいからお兄ちゃんかもしれやん」「お家帰れるように放したって」と逃がしてあげようとする可愛らしいやり取りも聞こえてきました。今日の子ども達の姿から生き物の不思議に興味を持って触れていくなかで少しずつ命の大切さにも気付き、子ども同士で伝えあったり、大切にしようとする優しい気持ちを育んでいけるよう見守って行きたいと思いました。




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