どんぐりころころ～

いちご組のお友だちが高く積み上げられている積み木を見つけると、「うわー！」と驚いた様子で指を差して見ていました。そこにりんご組のお友だちもやってきて、残っていた積み木を机に一つ置くと、いちご組の子もそれを真似してその上にまた積み木を置き始め、自然と二人で積み木遊びが始まっていました。いちご組の子が置く場所を探していると「ここおく？」と教えてあげたり、積み木を手渡してあげたりする心が温まるやり取りが見られました。年下のお友だちを思いやる気持ちが一層深まっているようです。
園庭のカラーボックスに登って辺りを見ていると、隣にもお友だちが立っていることに気が付きました。「あー！○○ちゃん！」とお友だちの名前を呼び合ったり、お互いに指を差して笑い合ったりしていました。お友だちの存在に気が付いて喜び、一緒に遊ぶ楽しさを味わっていました。
手遊びの歌が聞こえてくると「アンパンマン！」「アチチのチー」と知っている歌を口ずさんだり手遊びを楽しんでいました。お兄さんやお姉さんにお散歩で見つけてきたどんぐりを見せてもらってひらめいたのか、「どんぐりころころ」を歌いはじめました。歌を流してみると、「どんぐりころころ～」と腕をグルグル回す可愛らしい姿が見られました。「おおきくなったらなにになる～うんてんしゅ！」とお友だちが歌うと、バスの運転手のように大きくハンドルを回す可愛らしい仕草も見られました。
園庭には電車や救急車のサイレンなど、毎日様々な乗り物の音が聞こえてきます。今日はヘリコプターの音が聞こえ、お友だちが「あ！コプタ！」「ババーイ！」と手を振っていました。その様子に気が付いたお友だちも一緒に「バイバーイ！」「どこいくのー！」と手を振っていました。見えなくなると「行っちゃったねえ」とお話する様子も見られました。
すいか組のお友だちはボール遊びをしました。転がって行くボールを走って追い掛け、手に取ると力一杯手を振って投げていました。ハイハイのお友だちも転がるボールをハイハイで追い掛け、「つかまえたよ！」と言っているようにボールの表面を叩いていました。