いちについて、よーいドン!!

「あそこにばななさん見えるよ」と住宅の間から園庭やお友だちが見えて「おーい!」と声をかけてみたり「あれだれかな?」と眺めていました。
土手ではかけっこをしたり、おにごっこをしたりして沢山体を動かしました。よーいドンの合図を子ども達も一緒に言って走って来るお友だちを応援していたり、りんご組のお友だちもめろん組さんの後を追いかけて一生懸命走っていましたよ。
「こんなどんぐりあるんやな」と図鑑に載っていた、ふさふさの帽子が付いたどんぐりや見た事ないまつぼっくりに興味津々でした。土手でイナゴやバッタを見つけると急いでバッタのページを見つけてどれだろうと見比べていました。
りんご組のお友だちも自分でスモックをきたり、ハンガーにかけたりと真剣な表情で挑戦しています。
暗い所では本をみたりテレビをみたりすると目が悪くなる話などを聞きました。視力検査も上手に受けることができました。

園庭に出ると少し雲の間から青空が見えているのを見て「みて、いい天気だねぇ」「違うよくもりだよ」「きょう雨降るって天気予報で言ってた」とお天気の話が聞こえてきました。今日はばなな組さんが視力検査があったので、めろん組さんと一緒に近くの土手までお散歩へ出かけました。出発する前から「靴どれかな~?」「びりびりしようか」「自分で履ける?」と優しくお世話をしてくれたり、散歩の途中では手を繋ぎたくないとぐずり出す小さい子に「おいで、繋いだろ」と違う子がそっと手を差し出してくれたり「誰が良かった?」と話を聞いて「お兄さんが良かったって!」「この子?このお兄さん?」「このお兄さんがいいんだって」と誰と繋ぎたかったか分かると繋ぎたい子と繋げるよう、今まで繋いでいた子はさっと引いて交代し、違うお友だちと手を繋ぎに行く、年下の子の思いもしっかりと聞いてあげながら自分たちで解決していく一場面がありました。
土手を見て「さっぱりしたな~」と子ども達から面白い一言が聞こえてきました。綺麗に刈ってもらった土手ではかけっこをしたり、鬼ごっこをしたり、虫探しなどを思いきり楽しみました。
衣替えの時期になり、今日からスモックを着用していきました。思い出して自分のスモックを見つけて着ていく子、りんご組のお友だちも大きい子の姿を見て真似をして着ていっていました。中には登園してきたお友だちを見つけて「あ!」とスモックを取りに行き「はい、これ着るんやで」と渡してあげる姿がありました。保育士があれこれ言わなくても周りのお友だちの様子を見て考えたり、真似して試してみたり、子ども達だけで解決してみたりなどいろいろな経験・体験の場をこれからも大切にしていきたいなと思いました。




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