なにができるかな?

すいか組さんの子を見つけたりんご組のおにいさんが前に座ると「ぐーちょきぱーでぐーちょきぱーでなにつくろー」と手遊びを始めました。また、ワニのおもちゃを見せながら「わにのおとうさん、わにのおとうさん」など様々な手遊びや「いないいないばあ」をしてもらいすいかぐみのお友だちもにっこり嬉しそうです。
ブロックを高く積み上げ大きなお家を作っていました。完成すると「1、2、3、、、」と数を数えていると周りにいた未満児の子も一緒に数え始めていました。お姉さんと一緒に数を数えると、10までしか知らなかった子も「じゅーいち、じゅーにー!」と数えることが出来嬉しそうでした。
「いらっしゃいませ~いらっしゃいませ~」と仲良く声を揃えながらアイス屋さんが開店しました。「くださーい」という声に「はい、どうぞ」と笑顔で接客していました。
積み木の長さを確認し積み木同士をぴったり端を揃えながら真剣に組み立て「できたー!」と完成したのはベッドでした。そして、近くで未満児のお友だちがじーっと見ていたことに気が付くと「○○ちゃんもほしい?」と聞きもう一つベッドを作り始めました。
「ちょうちょーちょうちょーなのはにとまれー」とお歌を歌いながらお部屋を歩く子の手には折り紙で作った蝶々がありました。手を上下に動かすと羽がひらひら動き本物の蝶々の」ようでした。

登園すると「○○ちゃんおるー?」「○○くんはー?」とお友だちが登園しているか確認の声が聞こえてきました。登園した子たちがブロックや積み木で遊んでいる中、すいかぐみのお友だちが登園し歩行器に乗ると一人のりんご組のお兄さんが「ぐーちょきぱーでー」と手遊びを披露してくれました。特に「みぎてはぐーでひだりてもぐーであんぱんまん」がお気に入りのようで二人とも楽しそうに笑っていました。そのあと、りんご組のお兄さんが移動をするとすいかぐみのお友だちも歩行器で追いかけ、それに気が付くと「いないいないばあ!」と追いかけっこをしながら一緒に遊ぶ姿もありました。
「いらっしゃいませ~」「あいすくりーむやさんでーす」とニコニコ笑顔でアイス屋さんが開店する声を聞こえると周りにいたお友だちが「くださーい」「はい、どうぞ」と大繁盛です。また、手と言葉のやりとりだけでなく近くにあった薄い積み木をお金に見立て支払いをしたり、「つめたーい!」と顔をギュッとつぶったりととても楽しそうでした。
以上児さんから「おりがみをしたーい」という声があり折り紙を置いて置くと「○○もしたーい」と周りにいた未満児の子も作り始めました。しばらくすると「ちょうちょーちょうちょー」と歌いながらお部屋を歩くこの手には折り紙で作った蝶々があり、手を上下に動かすと羽がひらひら動いていました。「みてみてー」と机に置いた時、偶然窓から風が入りひらひらと飛ぶ姿を見て「ちょうちょとんだー!」ととても嬉しそうにお友だちと顔を見合わせ何度も机に置いては飛ぶ姿を見ていました。
異年齢だからこそ、年齢に関係なく子ども同士での関りがあり、一緒に過ごす姿を通じて子ども達の優しさや成長、発想がたくさん見れた1日でした。




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