落とさず渡せるかな?
今日のリレーでは応援の声の中に「前向いて!!」「早くー!」という声が聞こえてきたので勝つために早く走るコツはどんなことがあるか子どもたちと考えてみました。「前向いてはしる!」「いっぱいはしる」「すぐならぶ!」「線のこっち側(内コーナー)を走る!」といろいろな声がでてきました。子どもたちから出てきたコツと一緒に、今日はバトンも落とさずに次の子に上手に渡すコツも伝えてみました。すると、次走るお友だちが早く出てきて待ち構えていたり、「はい、もって!!」と声を掛け合いながら渡したり、ちょっとでも早くなるように走りながら受け渡しをする姿もあり、いろいろな工夫をしている姿が見られました。りんご組のお友だちも自分でバトンを受け取ろうと積極的に待っていたり、「自分で!」と大きい子の力をかりずに一人で走っていく頼もしい姿も見られました。かけっこやリレーが終わると自分たちで丁寧にビブスをたたんでしまっていく子どもたち。くしゃくしゃになっているものを見つけると何も言わずに整理整頓してくれている姿がありました。そんな大きい子たちの姿を見て脱いでジャンパーを広げて袖やフードを一回一回丁寧にたたむりんご組のお友だちの姿が・・・「ママがやっとる」とつぶやきながら上手にたたんでしまっていました。畑の水やりでは「土が乾いてるからお水あげないと死んじゃうよね」と気が付いてジョウロを取りに行ったり、「明日には花咲くかな」「めろん組さんになってクッキングするときに花が咲くかも」と野菜の気持ちになってみたり、成長を楽しみにしている姿がありました。物を大切にしたり、生き物の命を大切にする気持ちが日々の生活の中で大きい子から小さい子にも自然と伝わっている一場面を見られました。私たちも大切に見守って過ごしていきたいと思います。