どっちがはやい!?
畑で育てているブロッコリーの色が少し旬な時期を超えてしまったので、いつもより色が違うことに気付く姿がありました。「みどりじゃない・・・むらさきみたい・・」「ちょっとかたい?」とお友だちに知らせていました。そっとブロッコリーに触ったりもしながら「はっぱも・・・あながいっぱい。」と葉っぱが食べられている様子にも気づき、「にんげんがたべたんじゃないよー。」「ようちゅうちゃう?」「ちがう!あおむし」「はんにんはどこにおる!?」「まだおる!?」と犯人の捜索が始まりました。葉っぱの根元を探したり、捜索は土の中まで行われていました。探している目は真剣です。あおむしだけでなく、カナブンの幼虫らしきものも見つかり、「おった!!」と虫の発見を喜ぶ声がすると「ありさんも、みつけたいんやけど!」とあり探しも始まっていました。少し弱っている、あまり動かないあおむしも見つかると「かわいそう・・」との声も聞こえていました。またテラスでは、先日の雪の残ったものが雪から「氷」に変化している様子に気付く姿が見られました。氷に近づいた雪をお湯とお水にそれぞれ入れてみることに・・・赤い入れ物には「水」青い入れ物には「お湯」を用意して、子どもたちには「マジックです!」と話しながら、大きな氷をお湯に、小さな氷を水に入れて中の水には触らないようにして解ける様子を観察しました。はじめは小さな氷、水の赤い入れ物の中の氷のが速く解けるかと思いきや・・・大きな氷のお湯の青い入れ物の中の氷の方が速く解けてなくなってしまいました。「あお、もうないやん!!」「なくなっとるでー!!」と目を輝かせながらも、保育士の「マジックです!!」の声に「ちがうーちがう!!」と原因を考えていました。ジュースに入れる氷はすぐには解けない!!と連想したり、「お湯なんじゃない!?」「おふろぐらい、あつかったら・・・」「おゆ!!とみず!!」と考えていました。お友だちが触って確かめてみると「あったかーい!!」と気持ちよさも感じながら、「おふろにこおり、いれたら・・・おこられるよな。」という会話も聞こえていました。