ぬ・け・た!!
畑で育てているキャベツが残念ながら大きくなりながらも、虫さんのせいか傷んでしまっていました。クッキングには使えそうにないキャベツですが、リレーで勝ったチームが代表して抜いてみようとキャベツのまわりを掘っていました。まわりを掘りだしてみるとなかなか思っていたよりも大変で・・「かたい!!」「キャベツがうごかないー。」苦労してまわりから頑張っていくと・・・だんだんとキャベツが揺れだして「もうすこし!!」「もってみて!」「あれ、ぬれとる!?」キャベツの湿気も感じながら「おもたい!と持ってみると「ぬけたー!!」と歓声を上げて喜んでいました。根に想像以上に土がついており「つちがすごい。」と驚いたり「おもたい!」と葉の重さも感じていました。「なになに?」「きゃべつ?」「かわ、めくっていいの?」りんご組さんはめくってみたい!と興味を示し、ばなな組さん、さくらんぼ組さんは「クッキング、ほんとうにできやん?」と傷んでいることを知りながらもクッキングしたい!という思いがあり、なかなかあきらめきれない様子でした。いろんな先生に相談したりキャベツを見せたり、給食の先生にも相談してみると「ここがいたんどるで、たべれやんかなっていっとった。」と話し、納得し始めていました。お部屋でりんご組さんも一緒に丁寧にキャベツをめくっていくと「つぎは〇〇くん!」とお友だちと順番を決めながら、剝くことを楽しんでいました。「まだ、あるよ。」枚数の多さに驚いたり、「ちっちゃーいキャベツになってきた!」とむいてもむいてもキャベツ!なこともおもしろいようでした。「キャベツはせ・ん・ぎ・りできるんやで。」「やいてもすーぷでもどっちでもできるんやで。」という会話も聞こえていました。少し傷んでおり、食べることはできないキャベツですが、大切に扱っていました。また朝は大きなかぶの大型絵本から連想して、大ききなかぶごっこ遊びが始まると「ねこさーん!!」と次のお友だちを呼ぶやりとりを楽しんだり「オオカミならぬけるんちゃう!?」「ぞうは!?」とアイデアを出し合っていました。カブ役のお友だちも「まだまだぬけません!」と宣言して、やりとりを何度も楽しんでいました。