なんでー？

配達の箱の中に入っていたビニールに気付いた子どもたちは、前回割れたビニールの中に水を入れた事を思い出したのか、「おみずいれたい！」と声が聞こえて来たのでお水を入れてみることにしました。お水で膨れたビニールを触ってみると「ぷにぷにしとる！」「やわらかい！」などと様々な声が聞こえてきました。お水の量を少しずつ変えて並べたり、お水を入れて結んで水風船のようなものにしようとしたりと子どもたちで考えてビニール一つで様々な遊び方を見つけていました。少し床が濡れていると「なんでぬれとんのー？」と驚いている様でしたが、ビニールを見てみると穴が空いていたようで「こっからみずでとった！」と、気付いたことに嬉しそうな表情を見せていました。
動物の体の絵合わせでは、お友だちと一緒に協力しながら絵合わせを楽しんでいました。りんご組のお友だちが絵合わせのカードの中に白紙の紙が入っていることに気付くと、「だれかこれはがしたのー？」「しろいよなんでー？」と不思議そうにする声が聞こえてきました。その呟きを聴いたお兄さん、お姉さんは「さいしょからないんやで」と教えてくれたり「なんでやろなー」と一緒に考えたりしていました。
また、テラスにトンボなど様々な虫が飛んでくるとみんなでそっと捕まえていました。トンボが網戸に止まってなかなか飛ばずにいると「なんでとばんのー」「あしひっかかっとるんちゃう」と考える様子がありました。
今日はたくさんの「なんでだろう？」があったのですが、子どもたちが不思議だなと思って考える姿をこれからも大切にしていきたいと思いました。