こっちにかくねー!
子どもたちの大好きな絵本の一つ「おおきなかぶ」を見つけると、「これがいい!」と子どもたち。絵本の表紙に描かれているかぶを見て「だいこん!」「はくさい?」と思い思いに白い野菜の名前を口にしていましたが、一人のお友だちが「かぶ!」と気付くと周りのお友だちも気付いたようで「かぶか!」「これかぶだよ!」とお友だち同士で確認し合うような会話が聞こえてきました。「うんとこしょ、どっこいしょ」とかぶを抜く場面では、子どもたちも絵本の登場人物のように一生懸命にかぶを抜こうと身体を揺らしていて、かぶが抜けると「ぬけたー!」と嬉しそうな声が聞こえてきました。
また、今日は大きい紙を保育士が持っていることに気付くと「おえかき!」と声が聞こえたので、大きな紙を使ってクレヨンでお絵描きを楽しみました。「ここだけね!」「こっちかくね!」とお友だち同士で自分たちの描くスペースを決めているようでした。時々、同じ場所に線や丸を描いて、お友だちと「いっしょなっちゃったね!」「○○ちゃんのはあかやな!」とお友だちがどんな絵を描いているのか、どんな色を使っているのか興味深く見つめる姿がありました。別の場所では折り紙を用意してみました。少しずつ手先が器用になってきて、「さんかくできたよー!」「まる!みえる!」と三角を折ったり丸めて望遠鏡のような物を作ったりしていて、お友だちと完成した作品を見せ合う微笑ましい姿がありました。
お部屋からショベルカーが見えたので近くまで行ってみることにしました。ショベルカーやトラックが見えると「あ!」と指を差したり「ばいばーい!」と言うように手を振ったりして興味津々な様子でした。テラスでは、めろん組のお兄さんが猫じゃらしを見せてくれると、恐る恐る触ってみる子どもたち。少しくすぐったかったのか「わー!」と驚いたような声が聞こえました。