友だちっていいね！

３つ繋がったカラーボックスを見付けて、これゴミ箱やでー！と言って仕分けをしながらそれぞれの箇所に物を入れる姿がありました。｢こっちはお皿のゴミですねー｣と言いながら入れていました。お店のゴミ箱を想像したのでしょうか？日常をよくみているなあと感心したのと、子どもたちの発想は面白いなと感じました。ちゃんと分けていて本当のゴミ箱に見えてきますね。

あ！あれライオンかなあ？と指さす先は園庭に出ている万国旗です。色々な色や形があってひとつひとつよく見ている姿があります。｢これはキラキラ(星)いっぱいやな｣と友だちと会話を楽しみながら眺めている姿がありました。

友だちが泣いているのに気が付くと何も言わずにゴミ箱とティッシュをセットで持ってきてくれてそっと友だちの前に差し出してくれました。その優しさに涙も止まり、ティッシュで涙を拭うとニコニコの笑顔が！このような姿が連鎖して小さいいちご組さんでも泣いているお友だちがいるとティッシュを取りに行き、さっと目の前に出してくれる姿が見られますよ。

めろん組さんの太鼓の様子を見ていて目の前にあった平均台を太鼓の代わりにして上手に叩く姿がありました。

少し前からスモックを着用しているりんご組さんは朝から自分のスモックを探したり、お友だちの分も探し合いながら着用している姿が見られます。うまくハンガーから取れなくて困っている子のスモックをそっと取ってあげたり、友だちの関わり合いもよくみられます。
その他にも友だちとの関わりが深くなったなと思う出来事がたくさん見られます。ケンカをして泣いているお友だちがいると、そっとティッシュを差し出し、そのことが仲裁になり、いつの間にかケンカもおしまい。ひとつの行動でその場は一気に変化していきます。また、小さい子が目の前で上着を脱ごうとしている姿を見てさっと手を貸してくれて脱ぐのを手伝ってくれる姿がありました。自然と助け合ったり、手伝い合ったりしているうちに子どもたち自身が色々なことに気付き、学んでいるようです。