ねてるよ？？？

公園や散歩が大好きなとまり丘保育園のお友だち。最近「しゅべりだい（滑り台）いきた～い」と言う子どもの声が多く聞こえて来ていて、今日も言っている姿がありました。そこで園周辺の地図や公園内の写真を準備してみました。地図を見て「え～っと・・・〇〇ちゃんはこれいきたい！」「ここ～！」と、子どもたちが指を差しているのはやはり滑り台。もう行きたくて仕方がありません。朝おやつを食べ終えたお友だちから急いで上着を着て、散歩に出掛ける準備が始まりました。少し前まで上着のチャックが「できな～い」と悔しくて泣いてしまっていたお友だちも、徐々に自分の力で出来る様になってきました。準備が出来ていざ出発しようとすると・・・靴は履けているのですがベルトがしっかり止まっていないお友だちが。「あ～とれちぇるよ～（取れてるよ）！」「〇〇ちゃんがしてあげるね！」と。自分の事が出来る様になると、周りのお友だちが困っていることにも、より気が付くようになって来くるのだと思った場面でした。今までベビーカーに乗って散歩に行っていたお友だちも手を繋いで歩いて行けるようになってきたので、今日はいつもより少し遠い場所を目指して歩きます。辿り着いた先にいたのは鹿や鳥、ウサギやヤギなど数種類の動物がいる場所。「なんだ～？」「なんかいる！」「わあ～！」と、興味津々に近付いていき檻の中を覗いて見るお友だち。中には、「やだ～」「「こあ～い（怖い）」と後ずさりするお友だちもいました。暫くすると「なんかくさ～い！」と、子どもたちらしい素直な感想も聞こえてきます。そんな中子どもたちが釘付けになっていたのはウサギとモルモットでした。先程まで後ずさりしていたお友だちも柵越しにジッと動物を見ることを楽しみました。
その後は子どもたちのお待ちかね滑り台です。階段を何度も登って滑りますが少し滑りが悪い様子。子どもたちからも「なんかおっそ～い」との声が聞えて来ます。そんな時、偶然寝転んだ状態で滑っていったお友だちが．．．そのお友だちは先程よりスピードが出ます！それに気付いた周りのお友だちも寝転んで滑り出しました。そこからどんどん工夫していき子どもたちが最終的に辿り着いたのはうつ伏せで滑る滑り方でした。念願の滑り台で沢山遊んで大満足の子どもたちでした。