まさかの偶然！！

「ごめんくださ～い、うどんやさん♪きつね～、たぬき～」と歌い出すと・・・子どもたちは早速きつね、たぬきの顔真似。みんな楽しそうです。両手で目の横を引っ張り、きつね。次は両手で目の下を引っ張り、たぬき。この姿がとっても可愛らしくこちらも笑顔になれます。いつものように「きゅうきゅうしゃのえほんがいい」と、リクエストがあり読んでみました。読み進めていくと男の子が救急車の中で横になり膝から血が出ています。それを見た２歳児の子が「ちがでてる・・・」と。救急車で病院へと運ばれていきます。ここで子どもたちに「いたいところはありますか？」「みんなはち、でてない？だいじょうぶ？」尋ねてみました。その時です！！これまた偶然にも救急車のサイレンが近づいてきます。こどもたちは「え？」「あれ？」と少し驚いた様子。サイレンに耳を澄ませている子どもたち。サイレンの音が遠くなり、聞こえなくなると何だか安堵した様子でした。偶然が重なり、いつもと違う子どもたちの表情でした。子どもたちのこのような姿から働く車のイラストをラミネートした物や絵本、写真カードを用意してみると・・・子どもたちは好きな物を手に取り見入っています。「いっしょにみよっ！」っと、友だちを誘い一緒に絵本を見ています。大人気の絵本なのでお友だちと取り合いになることもありますが今日の様に「いっしょにみよっ！」「かしてー」「ちょうだーい」と言葉で伝える姿も少しずつですが増えて来ました。このような姿を見ていると、とても成長を感じます。今日は働く車で大盛り上がりの１日でした。働く車のイラストをラミネートした物を手に机の上を走らせたり、イラストに色をぬり、ハサミで切ったり子どもたちそれぞれに楽しい遊びへと展開させていました。働く車の絵本の中に前と後ろの絵が描かれており「これが前でこっち後ろ！」車の前後を理解している子もいました。働く車熱はどんどん増すばかり。いつか実際に消防車や救急車を見に行ける日が来ますように・・・。