珍客！！

「りんご、りんご、りんごのほっぺ♪」と歌いながら手遊びを始めると子どもたちも楽しそうに真似っこをしています。りんごやぶどう、いちごなどのフルーツを混ぜ合わせミックスジュースを作り、ゴクゴクと飲むのです。「ミックスジュースだけではまだ、お腹いっぱいにならない・・・」こんな声を子どもたちに投げかけてみました。どんな声が返ってくるのか？ワクワク・・・。子どもたちから返ってきた声は「うどんたべたらいいじゃん！」こんな答えでした。子どもたちから聞こえてきたうどん。うどんの手遊びを始めてみると・・・きつねやたぬきの顔真似を楽しんでいます。顔真似をし、お友だちに見せると笑いが起こり、見ていたお友だちへときつねやたぬきの顔真似が連鎖していきました。子どもたち同士、お互いに顔を見合わせてケラケラと、とっても楽しそうでした。絵本はいつもの大好きな救急車の絵本。絵本のページに救急車や消防車が出てくると「きゅうきゅうしゃ！きた！」「おうしょうしゃ（消防車）もある！」指差ししみんな大喜び。救急車や消防車、色に関する子どもたちの熱量は増すばかり。このような姿から消防車や救急車、色に関するアイテムを幾つか用意してみました。クーピーやクレパス、絵の具を手に色を塗ったり、色塗りをした物をハサミで切りぬいたりしています。切った紙に糊を塗り、沢山貼っている子もいました。糊を使おうと糊のケースの蓋を開けようとしている子がいました。なかなか開けられなくて困っていると・・・傍に座っていた子が手を伸ばしています。どんな展開になるんだろうと？見ていると糊の蓋が開けられなくて困っていた子が傍で手を差し伸ばしてくれたお友だちに糊を渡していました。ここで子どもたちの言葉でのやり取りは見られませんでしたが、糊の蓋を開けてあげ、蓋が開けられなくて困っていたお友だちに渡していました。言葉でのやり取りではなく、表情や雰囲気、様子で困っているんだ！と気が付いたようです。このやり取りを見ていて子どもたちの観察力に脱帽です。とっても素敵な一コマでした。