はたらくくるま

ピーポーピーポー！外から聞こえて来る救急車のサイレンに子どもたちは「あ！きゅうきゅうしゃだぁ～！」っと道路を見渡せる所へ。園の前にやって来ると「やったぁ～！！」とみんな大喜びです。子どもたちのこんな姿から今日は働く車が沢山載っている絵本を開いて見ました。まず表紙を開くと救急隊員、警察官、白バイ隊員のヘルメットや帽子のイラストが描かれています。それを見て子どもたちは「おまわるさん（おまわりさん）のぼうしだ」「へめれっと（ヘルメット）はきゅうきゅうしゃのひとだよ」と。子どもたちは働くくるまに乗っている人の制服や帽子、ヘルメットなども良く見ているようです。絵本の中のはたらくくるまには運転手が描かれておらず、それを見た１人の２歳児の子が「けいたいとおさいふをわすれたんだよ」こんな面白い声も聞えて来ました。それを聞いていた周りのお友だちもページをめくるたびに「ごはんたべにいったんじゃない？」「といれだよ」なんとも面白いやりとりで、聞いているこちらがクスッと笑顔になれる一コマでした。絵本の中にはレッカー車、高速道路のパトロールカー、ブルドーザー、タイヤローラー、アスファルトフィニッシャーなどあんまり聞き慣れない働く車も出てきます。子どもたちは知らない働く車にも興味深げで「なんのくるまなの？」と尋ねる姿もありました。子どもたちのこんな興味深げな姿を見ていると「救急車や消防車以外にどこか近くで実際に動いている働く車が見られるところがあればいいのになぁ」と感じた１日でした。