とあるハンバーガー屋さん

試着会。
どんなハンバーガーつくる?
いらっしゃいませ~
どんな形にしようかな~?
ちょっきん!

保育士が絵本を手にしていると「なになに?」「なにのえほん?」子どもたちはチラッと見えた絵本の表紙が気になったようです。「みたい!」と子どもたちが集まって来ました。今日は「めがねがね」というめがねが出て来る絵本を読んでみました。表紙を1枚めくると色々デザインのめがねが載っています。それを見た2歳児の子からは「〇〇ちゃんはあーと(ハート)のめがねがいい!」「きらきらのめがねだぁ~」どれにしようか?迷っている様でした。ページをもう1枚めくりお話が始まります。様々な動物がめがねを掛けて登場してくるのですが動物がピョンと飛んだり、首を振りめがねが飛んでいってしまいます。「めがね、めがね・・・」と探し見つけると再びめがねを掛け「みえる、みえる、よくみえる」と嬉しそうな様子が描かれている絵本でこの絵本の最後にも様々なデザインのめがねが描かれており、再び「あーと(ハート)がいい」「めがね、ないの・・・」子どもたちからこんな声が・・・。この声を聞き逃しては!!と、めがねのイラストにカラーセロハンを挟みラミネートした物を用意してみると「ピンクがいい」「あおがいいの」と好きな色のめがねを選んで試着会が始まりました。そこへ鏡も用意してみると、みんなめがねを装着し鏡を覗き込んでいました。めがねをおでこにずらしたり、元の目の位置に戻したりし、友だちと見せ合いっこをしている姿にこちらがクスッと笑ってしまうような面白くて、とっても可愛らしいやり取りでした。別の場所では掲示してあったいろいろな形のイラストを机の上に並べ「「さんかく!」「あーと!(ハート)」「これとーこれと・・・いっしょー!!」同じ形を探し重ね合わせたり、形に付いていた色に気が付き同じ色同士を集めたりと工夫し遊びを楽しんでいます。様々な形のマグネットやパズルも用意してみると・・・「これは・・・どこ?」「こっちかなぁ~?」友だち同士で一生懸命考えている姿も。いろいろな形のイラストを見つけ「チョキチョキちょうだい!」と伝えに来た子もいました。ハサミを渡すと器用に紙を動かし細かく切っていきます。その姿をジーッと隣で見ていた1歳児の子。はさみを傍に置いて見守ってみました。すると・・・すると・・・両手でハサミの枝を広げ、紙を挟んで切ろうとしています。悪戦苦闘しながらもなんと!!紙を切る事が出来たのです。コツを掴んだようで何回も紙の隅を切っていました。その姿はとっても真剣で、集中しており大人が「こうやって!ああやって!」と伝えなくても子どもたちはとってもよく見ているものです。凄いですよね。子どもたちのこのような姿を大切に大人が介入しすぎる事のないよう傍で見守っていきたいと思います。




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