だれかのおうち？

「３匹のこぶたの1匹が～♪」歌いながら手遊びを始めて見ると、子どもたちも楽しそうに真似っこ。何度もしたことのある手遊びなので覚えていたようです。藁、木、レンガのお家に息をフ～ッ！っと吹き掛けていく手遊びなのです。藁のお家、木のお家は息を吹きかけられぺっちゃんこになってしまうのですが・・・レンガのお家は息を吹き掛けてもビクともしません！何度息を吹き掛けてもビクともしないレンガのお家。あれれ～？と体を傾け困った表情をしている子どもたちの姿がなんとも可愛らしく、こちらが笑顔になれます。もう1つ「グーチョキパ～でなにつくろ～♪」と手遊び。「右手がグーで、左手がチョキで？」と手遊びをしながら子どもたちに問いかけてみました。「かまたちゅむり（かたつむり）！」と。大正解！！両手を使って出来上がったかたつむり、机の上を這い「こんにちは～」と、お友だちのかたつむりと挨拶を交わしていました。掲示してあった地図や公園内遊具の写真カードを手に取り「ここいきたいの！」「こっちがいい」と子どもたちは会議を始めています。手に取った写真カードの中には芝滑りをしている写真カードがあり、「シュ～ン、いきたい」「シューンいこッ！」2歳児からリクエストが聞こえて来ました。そんな声を大切にしたいな！と、芝滑りの段ボールも準備してみました。「そうそう！これ」なんて声も聞こえ、子どもたちは段ボールを手に出掛ける用意を始めていました。段ボールを手に歩き進めていき、見えてきました！！いつもの場所が。しかし・・・今日は何だかいつもと違う様子。芝刈りをしていたのです。芝刈りが行われていたので、今回は芝滑りを断念。子どもたちはとっても残念そうでしたが、更に歩き進めていくと地面に落ちていた沢山のどんぐりを発見！。しゃがみ込み、夢中になり拾っていました。どんぐりを拾っていると謎の穴を見つけてしまいました。子どもたちは興味深げな様子です。手を入れるのはちょっと怖い・・・。落ちていた枝を穴の中に入れてみていました。この穴からは何も出てきませんでしたが、とっても興味をそそる不思議な穴でした。どんぐりを沢山拾って、登り坂が見えてきました！！登り坂に差し掛かるとみんな走り出し坂道ダッシュ！！登り切り、次は石碑に到着。石碑の階段を登ったり、降りたり。見ているとドキッ！っとする場面も見られたのですが子どもたちへっちゃら。上手にバランスを取りながら転けることもなく楽しんでいました。あぶないから・・・っと直ぐに止めてしまうのではなく、子どもたちのやりたい気持ちを受け止め、見守る事で色々な経験をし、次のステップへと成長していくんだなぁ～っと、改めて感じられる1日でした。子どもたちのやりたい！やってみたい！を大切に大切に見守っていきたいと思います。