ねえ、どこいく？

保育士が複数の絵本を持っていると、その中から子どもたちが選んだのは「ぜったいにおしちゃダメ？～ラリーのたんじょうびケーキ～」の絵本でした。絵本に出てくるいちごに触れてはいけないルールなのですが・・・読み始める前から「いちごおしたいな～」「ポチってしたい！」と、触りたくて仕方が無い様子の子どもたち。しかし、絵本が始まると自分の手をギュッと押えて我慢です。でも、絵本の登場人物ラリーに誘惑されて、少しだけならと思わずいちごをポチッ！いちごを押してしまったことで様々なハプニングが起こり始めます。「どうしよ～」「た～へん！（大変）」と言いながらいちごを追い払ったり、クリームを落としたり皆で絵本を囲んで楽しそうにしていました。
保育室に掲示してあった公園の写真カードに気付いた子どもたち。「やった～」「しゅべりだい（滑り台）ある～」と喜んで机に持っていきます。「ここいきたいな～」と子どもたちが指差して見ている場所は、遊具が沢山あるところだったり、芝生が広がるところ、消防署・・・と、様々でした。そんな子どもたちの声からお散歩に出掛けられる準備をしていると、保育士がお散歩バックを背負っていると「やった～！」「〇〇ちゃんもいく！」靴と帽子を持って急いでテラスに出る子どもたち。準備が出来ると「〇〇ちゃん、て、なーご！（繋ごう）」と子どもたち同士で会話をしながら手を繋いで準備万端！出発です！辿り着いたのは、芝滑りの広場です。「いえ～い！」と言いながら坂を駆け上がる子どもたち。何度も芝滑りの経験をしているので慣れた様子で滑っていました。すると・・・坂の下で中々登ることが出来ずに困っている１歳児のお友だちが。それに気付いた２歳児のお友だちが「〇〇ちゃんいっしょにいこっか！」と、手を引いてくれます。「よいしょ！」と言いながら２人で一生懸命登り、無事に上まで登り切ることが出来ました。「やったね～」「ここすわって！」と、１つのソリに２人で座って滑り楽しそうに笑い合っていました。