ちょっとまってくださいです!

絵本に夢中なお友だち。何度も繰り返しめくりながら見ています。
「ドーナツどれにしゅる?」「うーんこれ!」
「ちょっとまってくださいです!」とお寿司やお弁当作りに夢中なお友だち。
シールや紙をぺったん!
お玉でドーナツを一つずつ掬っています。

保育士が複数の絵本を手に持っている姿を見つけると「あ!みたい!」「〇〇ちゃんも!」とワクワクしながら椅子に座り始めていました。どれにしようかな~?と悩んでいると「パンのえほんがいいの」「〇〇ちゃんもおばけのぱんがいい!」「これ!これ!」と沢山のリクエストが聞こえてきます。そんな子どもたちの声から”おばけのパンやさん”という絵本を読んでみる事にしました。読み始めると、色々なおばけが作る、少し変わった形のパンたちがずら~り!手の形をしたパンや、巨大なおばけぱん!ショーケースに並ぶ美味しそうなパンに「ててのパンたべたい!」「おめめのパンもあるよ」とパンに夢中になって見ていました。絵本を見終えた後も、自分たちで好きな絵本を見ていました。「つぎおだんごのえほん!」「もうひとつのパンのえほんにする」「ぎゅうにゅういれて~おさとういれて~」「こねこねーってするの」とドーナツやパンなど作る工程を真似しながら絵本を楽しんでいます。そんな様子から、粘土やヘラなどを準備してみる事にしました。「これやりたい!」と粘土を手に取ると、和帽子を被りこねたり伸ばしたりとまるでその姿は職人さん。「おすしつくってるの」と手の平でぎゅっと握ったり、お皿の上にちぎった粘土で敷き詰めると「ごはんできたよ!これはうめぼしなの」とお弁当の完成!更に丸い固まりを繋げるとおだんごにも大変身!沢山の美味しそうな食べ物たちが並ぶ中、「〇〇ちゃんおすしちょうだい!」とこんな声が。しかし「おかねないとかえないよ」「でもおかねないの」とどうやらお店屋さんではお金がないと変えない様子。どうしようと考えている姿から、ラミネートして作ったお金を置いてみると・・・「わぁ!おかねあったよ!」「はいどーぞ!」と無事お寿司を買えたようです。「おべんとうもほしいな~」「ちょっとまってくださいです!」と注文を受けると急いで粘土を捏ね、お友だちと作った食べ物の粘土を交換し合いながらお店屋さんごっこ遊びを楽しむ子どもたちでした。




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