いろいろなかたち

「ごめんくださ～い、うどんやさん♪」と歌いながら手遊びをしてみると・・・みんなで真似っこ。「きつね～、たぬき～♪」と言いながら顔真似。子どもたちの全力の顔真似がなんとも可愛すぎるのです。うどんやさんの他にはラーメン屋さん、レストランと３店舗の手遊びメドレー。ラーメン屋さんはもやし、コーン、チャーシュー、３店舗目のレストランではハンバーグ、スパゲッティー、プリンが出て来る楽しい手遊びで最後はおなかいっぱい！！と、両手でお腹をぽん！と叩いておしまい。３店舗も巡ればもうお腹がいっぱいです。この手遊びも子どもたちの大好きなレパートリーの１つで良くみんなで楽しんでいます。絵本は大好きな救急車とパトカーが出て来るシリーズが大人気でいつも子どもたちからリクエストが聞えて来ます。今日も「きゅうきゅうしゃ！」とリクエストがあり読み始めてみました。どのページにも救急車が出て来るので子どもたちは大喜び。絵本の中の救急車探しに夢中です。絵本を読み終え、マグネット式のブロックを机に置いてみると・・・子どもたちは色々な事を考えているのでしょう。同じ形同士を繋げたり、立体的に色々な形を合わせてみたり工夫しながら楽しんでいます。マグネット式なのでブロック同士がくっついて色々な物が出来上がっていました。丸を２つ目に当て覗き込み、まるでメガネのようにして楽しむ子、三角を幾つか付けまるでピラミッドのような形を作る子と遊びが広がっていきます。このマグネット式のブロックには様々な形が混ざっており「あんかく（三角）」「これ、いかく（四角）よ」と形の違いにも気が付いた様子。このような姿から紙の上にマグネット式のブロックを乗せ鉛筆で型を取ってみました。すると・・・すると・・・じーっと見ています。形を取ったマグネット式のブロックを紙の上から移動させると再び同じ形のブロックを探し出し、紙の上に重ねていました。様々な形を描いた紙。ハサミを使って切っていくと「はーみ（はさみ）ちょうだい！」「チョキチョキかしてー」とはさみへも興味が広がって来たようです。子どもたちにハサミを渡すと器用に切っていくお友だちの姿を見ながら真似ています。危険の無いよう見守っていると・・・。チョキン！少しですが紙を切ることが出来たのです。紙を切ることが出来た瞬間の嬉しそうな表情。とっても嬉しかったのでしょう。その後、何度も挑戦していました。ハサミに紙を挟むことはとっても難しいのですが、諦めず何度も挑戦する姿に感動です。大人がここで「こうやって！ああやって！」と教えてしまう事は簡単ですがそこをグッとこらえ傍で見守っているからこそ今日の嬉しそうな表情が見られたのだと感じています。子どもたちのやりたい！やってみたい！を大切にこれからも見守っていきたいと思います。