この生物はいったい・・・

どう?にあってる?
きゅうきゅうしゃ、みーつけた!!
慎重に・・・慎重に・・・。
てんろうむし(てんとう虫)、いたいたー!うごいてるね。
きたきたきたー!!!きゅうきゅうしゃー!!!

前日、消防署へ見学に出掛け、大好きな消防車や救急車を間近で見てきた子どもたち。前日の経験から子どもたちの反応を見てみたくなり、消防車や救急車のイラストや絵本、写真カードを用意してみました。消防車や救急車のイラストをラミネートした物を手に取り「おうしょうしゃ(消防車)、みたね~」「きゅうきゅうしゃ、あっちー!」なんていう声が聞こえて来ました。「きゅうきゅうしゃ、あっちー!」と言いながら消防署のある方向を指差ししています。救急車のサイレンが聞こえてくると子どもたちはいつにも増して大喜び。絵本も悩むこと無く「きゅうきゅうしゃがいい!!」とリクエストがありました。絵本を読み進めていくと・・・男の子が怪我をし救急車に乗っています。読みながら子どもたちの反応を見ていると・・・心配そうな表情。お爺さんがドクターヘリで病院へと搬送されていく様子も真剣な表情で見入っていました。昨日は消防車や救急車を見に出掛けたのですが、向かっている道中で白バイ隊員の方とも出会ったのも覚えていたようで白バイが出て来る絵本をみると「あった!」と。消防車や救急車のイラスト、クーピーやクレパス、絵の具、シール、糊などを用意するとそこから更に展開させていきます。糊に興味を示した1歳児の子がいます。指に糊をつけ感触を楽しんでいました。そこから更にお友だちがハサミを使って切った紙を糊をつけた上に幾つも重ねています。2歳児の子は「ハサミちょうだい!」と。ハサミを渡すと器用に消防車や救急車のイラストを切り抜いていました。切った紙を貼ったり、下に落ちてしまった小さな紙を拾い、ゴミ箱の中に入れてくれていました。保育士が片付けをしていると「○○もー!!」とお手伝いをしてくれます。時にはどちらが片付けるか?でお友だちと喧嘩になることもあります。今日もお友だちと小さなトレーを取り合い、引っ張り合いっこになってしまいましたのです。どうやって解決するのかなぁ?っと傍で観ていると・・・取り合いになり泣いてしまったお友だちに取り合いになったトレーを譲っていました。大人が入ると直ぐに解決はするのかも知れません。しかし・・・そこで止めてしまっては子どもたちの想いはどうなってしまうのでしょう。子どもたち同士で解決出来る事も沢山あります。危険の無いよう傍で見守り、子どもたち同士の関わりを大切にしていきたいと思います。




1歳児

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