ふたをあけると・・・？

色々な種類のカードが入ったカードケースを保育士が持っていると「これみたいの」とワクワクしながら座り始める子どもたち。「○○ちゃんはこれ！」「ダンゴムシがいいの」「のりものがいい！」と沢山のリクエストが聞こえてきます。中でも多かったのが虫の写真カード。カードの隙間からチラッとダンゴムシの写真が見えると「あんごむしー！！（ダンゴムシ）」ととっても嬉しそうです。次々にカードをめくっていくと「ちょうちょさんだ！」「パタパタ～ってするの」「あ！バッタ！」「ありー！」とお見事全問正解。「○○ちゃんてんとうむしすきなの」と好きな虫のカードを手に取ると、机の上を歩かせてみたり「とんでったよ～」と蝶々のカードを高く上に上げながら飛ばしてみたりと虫が大好きな様子の子どもたち。カードを見終えた後は、最近子どもたちが興味を示し始めているドーナツから、ドーナツの写真カードやドーナツのイラストを印刷した物を準備してみました。カードを見つけると「うわぁ～おいしそうだね～」「これたべたいな～」とドーナツを見ながら会話も弾みます。近くにドーナツのイラストを準備してみると、写真カードをじっと見ながらドーナツのイラストに色を塗ってみたり、シールを貼ったり、中には「おばけかいたの」とおばけのドーナツを作ってみたりと素敵なドーナツが沢山並んでいました。
一方その頃別の場所では、こっそり保育士が粘土を使いドーナツを作りトレーに並べ、高級レストランのように銀の丸い蓋を被せ準備してみました。突然現れた謎の物体をみんな不思議そうに見つめています。恐る恐る銀の蓋を開けると中には粘土のドーナツ！「ドーナツだ！」と嬉しそうにドーナツを手に取りそこから粘土遊びが始まっていました。粘土を長く伸ばしたりこねたり、ドーナツの型に当てはめドーナツが完成すると、トレーにドーナツをそっと並べ、再び銀の蓋を閉めては開けてを繰り返しながら粘土遊びを楽しむ子どもたちでした。