「どうしよ~。ぱんつさんが大変。」
保育士がいつも持って来ている絵本の入った鞄を運んでいると・・・「せんせー!ぱんつさんの絵本かして~!」とお友だちがやって来ました。鞄の中を一生懸命探し、「ぱんつさんない~」と一言ポツリ・・・。代わりに「もらったもの は もらったもの」という絵本を見つけて「あ!シモンだ」と大喜び。開いて見てみると、いつものシモンの絵本ではありません。シモンの絵本シリーズなのですが、「エドモン」というシモンの友だちが出てくるお話で、エドモンはメガネを掛けています。そのメガネに気がついたお友だちが、両手で丸を作って覗き、「ほら~!メガネだよ」と遊び出すと、周りにいたお友だちも両手で丸を作ってメガネの様にし、お友だちの顔を覗き、みんなとっても楽しそうでした。メガネに興味津々。保育士が「まぁ~るいメガネでのぞいたら~♪」と歌い出すと、みんなで両手でを丸にして、名前を呼ばれたお友だちを覗き、大盛り上がりでした。メガネに興味が広がっていき、丸をふたつ並べた紙とシールを準備してみました。小さいお友だちも興味を示し、丸の中や外にシールを沢山貼って楽しんでいました。小さなシールも指先を使って、器用に剝がしています。さて、園庭では以前から楽しんでいる水遊びや泡遊びに夢中です。大人気のぱんつさんが、またまた氷の中に・・・氷の中のぱんつさんを見つけて「どうするー?ぱんつさん」「どうする?どうする?」と今日も大慌てです。氷の中に閉じ込められたぱんつさんを何とかして助けようと考え、2人で運んで水の中に付けたり、スポンジでゴシゴシとこすってみたり・・・見ていて「なるほど~」と感心します。ぱんつさんの足が見えてくると「でてきた!でてきたよ~」と嬉しそうに、ぱんつさんを引っ張っているお友だちもいました。卵のぱんつを履いたぱんつさんもぱんつを忘れたぱんつさんも救出大成功。2人のぱんつさんを手に、「ほら~!ぱんつさん。でたよ」と嬉しそうに見せていました。氷の中から救出したぱんつさんを泡の入ったバケツに沈めたり、水の上にプカプカと浮かべ、遊びを展開させて楽しんでいました。子どもたちの発想や遊びの展開には、毎回ワクワクの連続です。水遊びで濡れた服を脱いで着替えをしていた小さなお友だちをそっと手伝ってあげている大きいお友だちの姿も見ることが出来、とっても温かい気持ちになりました。ステキなやり取りですね。