すごっ！

園の隣の道路で工事が始まりました。ゴゴゴゴゴ～ッ！と大きな音を立てショベルカーが動き出すと、子どもたちはフェンスにピタッとくっついて、もう夢中です。見たことのない機械に興味津々。ショベルカーを使って砂を掘り起こし、トラックの荷台にザザザザザ～ッっと砂を入れているのを見て「うわぁ～！すご～い」と大興奮なのです。こんな間近で見ることが出来、とっても嬉しそうな子どもたちです。お部屋の中ではクリスマスにちなんだ写真カードを机に並べ「あ！サンタさん。」「クリスマスリースもあるよ！ほら、これ」と写真カードに載っている物の名前を教えてくれる子もいます。「これはなに？」と疑問に思い保育士に聞きに来る姿もありました。大人が教えてあげるのは簡単な事なのですが、あえて「何だろうね～？」と子どもたちに投げかけてみました。すると・・・子どもたちは考え、知っている子が「これは、〇〇なんだよ」と友だちに伝えています。昨日、のりで沢山貼ったクリスマスリースを掲示してある所から自分たちで外し「これ、〇〇が貼ったんだよ」「これは〇〇がした」と見せあいっこをしていました。そんな姿から今回も色の付いた円形の紙やシール、かたぬきをした紙、のりなど、様々な素材を用意してみました。重ねて貼ったり、並べて貼ったり、かたぬきをした紙の中に星の形があるのを見つけると「キラキラひかる～、おそらのほしよ♪」と歌う子もいました。星の形を円形に並べ、のりで貼って楽しんでいます。別の机には毛糸やストローを切った物、モールとこちらにも様々な素材を準備してみました。早速見つけた１歳児の子が「ここぺったん！」と言いながら沢山、円形の蔓の上に付けて楽しんでいました。楽しそうにしている姿を見て、次々と友だちがやって来ました。みんな、色々な素材を自分で選び沢山つけ、カラフルになってきました。沢山の素材をギュッと握ってみたり、パラパラと広げてみる子もいます。触って感触の違いに気が付いたり、形に興味を持ったりと子どもたちの色々な姿を見ることが出来ました。毎回、子どもたちの楽しい発想と展開に驚きと楽しさを感じます。