できてないね

登園すると園庭を眺めながら「こおりできてるかな」とお友だちと会話をする声が聞こえてきました。昨日水を入れて園庭に置いたトレーが気になったようで「みてくる！」とわくわくしながら見に行く姿がありました。トレーに入れてあった水を指でそっと触ると「あれ？こおりできてないね」「じゃばじゃばだね」「こっちは、みずないね」と不思議そうにトレーを見つめていました。昨日、固定遊具に張っていた氷を思い出したようで「もうすこしおいておこう」「おいておいたらできるかな」とお友だちと一緒にそっと元の場所にトレーを置いていました。そんなことをしていると、雪が降ってきました。雪が沢山振ってくるととっても嬉しそうに「みてー！ゆきふってきたよ！」と空を見上げて雪が降ってくるのをじっと眺める姿もありましたよ。別の場所では、凧揚げに夢中な子どもたちの姿がありました。一生懸命作ったくるくる凧や、以前作ったビニール凧を園庭に持って行くと「とんだ！とんだよ！」と元気いっぱいに園庭を走って凧揚げを楽しんでいました。途中風が止み、思うように飛ばない凧に「とばないね」「はしってもとばない」と苦戦する姿がありました。じっと考えていると、再び強い風が吹き凧が飛び、「みて！とんだ！」ととっても嬉しそうでした。風が強いタイミングを見ながら「あ！とぶよ！」と何度も園庭をぐるぐる走りながら凧揚げを楽しんでいました。
お部屋では、粘土やハサミをして遊ぶ姿がありました。以前ドーナツ作りを楽しんでいた姿から、ドーナツ作りに使う道具や、ドーナツの絵柄をプリントした紙などを準備してみました。初めは粘土を麺棒で伸ばし、ドーナツを作ろうとしている姿から段々と丸めたり細長くしたり別の形を作って楽しむ姿がありました。何を作っているのかとそっと覗いてみると「これっくらいの、おべんとうばこに♪」とお弁当箱の歌を歌いながら粘土をおにぎりの形にしていました。「おにぎりできたよ」と色んな大きさのおにぎりを作って粘土遊びを楽しんでいました。はさみでは、とっても真剣な表情でドーナツのイラストをいくつも切り抜く姿がありました。一つひとつ切り終えると「ドーナツつくったね」「ドーナツおいしかったねー」と前回のクッキングを思い出したのか、お友だちとドーナツの話しをする声も聞こえてきました。