こうやって、ああやって・・・

救急車や消防車。働く車の中でも子どもたちに大人気で憧れの車なのです。働く車への興味がどんどん広がっています。働く車が沢山載っている紙のラミネートした物を準備し、働く車の写真カード、アルバムと一緒に机の上に置いてみました。写真カードやアルバムと見比べ「しょうぼうしゃとしょうぼうしゃ、いっしょ！」「しんかんせん・・・あった」と色々な声が聞こえてきました。また、消防車や救急車のラミネートを、形に切った物を机に置いてみると・・・「ウーウー！しょうぼうしゃでーす。」「いそいで～！」と楽しそうに走らせていました。そこへ木製のレールをそっと傍に置いてみました。すると、みんなで協力しつなげ始めています。「こうやって、ここにしよ！」と友だちと相談し、一緒に考える姿がありました。つなげ方で色々な形に変わり「ちがう！ここ！」と想いが合わずケンカになることもあります。しかし間に違うお友だちが入ったり、「こうやってしよ」と違う繋げ方にしてみたりと、子どもたちで解決する姿に驚かされます。大人が「こうやってしてみたら？」と言うことは簡単で、直ぐに解決するかもしれません。でも少し離れて子どもたちのやり取りをみていると大人では思いつかない方法で解決するものです。レールを丸く繋げたり、長ーく繋げ、ラミネートした救急車や消防車を走らせていました。もう一つのアイテム。トンネルを傍に置いてみるとレールの上をまたがせたり、レールを外してトンネルと一直線につなげたり次々と展開させ楽しんでいました。子どもたちのステキな1面が見られました。