「うわぁ～いっぱい！」

お部屋に掲示してある色のカードを手に取り「わぁ～ぼくあおがいい！」「○○はきいろ！」と色のカードに夢中な子どもたち。色のカードを複数手に持ち、机に並べるとお友だちとカードを囲みながら何やら楽しそうな会話が聞こえてきました。「これはなにいろでしょうか？」「あか！」とクイズを出し合ったり、「どんないろがすき？」と楽しそうに歌いながらカードを順番に見たりしていました。「みて！いっしょ！」とお友だちが着ている服とカードの色が同じ事に気が付くと、他の色もお友だちと一緒に身の回りから色探しをしていました。色に興味を示す姿から、絵の具や真っ白な紙を準備してみました。何も入っていない絵の具のパレットをそっと置いてみると、早速見つけたお友だちは不思議そうに空っぽのパレットをじっと眺めていました。いつも入っているはずの絵の具が無い事に気が付くと、様々な色の絵の具の中からそれぞれ好きな色の絵の具を手に取り、パレットに出していました。パレットに絵の具を出すと、絵の具のチューブとパレットの絵の具を照らし合わせて「ピンクいっしょ！」ととっても嬉しそうに絵の具遊びをしていました。初めは筆を使って一色を紙いっぱいに塗っていたお友だちも、パレットの中の絵の具が無くなると様々な色の絵の具をパレットに出し、色が混ざり合う変化を楽しみ始めました。
別の場所では、音楽に合わせながら「しゃーぼんだーまとんだー♪」と嬉しそうに歌う姿がありました。保育士がそっとシャボン玉を飛ばしてみると「うわぁー！！！」と大喜び。ふわふわと飛んでいくシャボン玉を不思議そうに眺める中、シャボン玉に触れるとパンッと弾ける様子に思わず口を大きく開けて驚いているお友だちもいました。「ぼくもやりたい！」とカップと吹き口を手に取りシャボン玉を飛ばしていました。一生懸命息を吹きかけてシャボン玉を飛ばしているお友だちの姿を見て、一緒にシャボン玉を飛ばそうと挑戦している姿もありました。園庭がシャボン玉でいっぱいになると「うわぁ～いっぱいだね！」「きれいだねー」とはしゃいでいる姿がとても可愛らしかったです。