すいかがない・・・

夏野菜の苗ポットに野菜のタグを付け、数日間掲示しておくと・・・子どもたちは中を覗き込み、付いている野菜のタグと野菜の写真カードを見比べて「とまと、いっしょ！」「きゅうり！」と子どもたちから聞こえてきます。毎日覗き込んでいた野菜の苗ポット。今日、覗き込んでみると「すいかがない・・・」と2歳児のお友だちがすいかの苗が掲示してあった場所から無くなっていることに気が付いた様子です。「すいかが・・・ないの」と保育士やお友だちに伝えに来ていました。「これがないの・・・」とすいかの写真カードを手になんだか困った様子。「どこいったのかな～？」と一言だけ子どもたちに伝え、その場を離れてみました。すると・・・木の箱の中から野菜の苗ポットを1つずつ取り出し、机に並べていました。保育士が野菜の苗ポットを手に持つと、それを見ていた子どもたちは野菜の苗ポットを持ち「ヨイショ！ヨイショ！」と言いながら園庭のテラスに運んでいました。プランターの土を掘り起こし、1つ、苗ポットから野菜の苗を取り出し植えてみました。そんな姿をじーっと見ていた子どもたち。１人の2歳児のお友だちから「〇〇ちゃんもやる！」こんな声が聞こえてきました。早速、野菜の苗ポットを手渡すと悪戦苦闘しながら苗をポットから出し、ポットから出せるとプランターの土の植えに乗せていました。そーっと土を掛けているのを見て「やりたい！」と周りのお友だちからも聞こえてきました。お友だちがやっているのを見て「やりたい！やってみたい！」と次々とみんなに広がっていきます。如雨露を準備すると「じゅんばんこ」と言いながら、お友だちと交代し水やりも楽しんでいました。野菜の成長を子どもたちと一緒に楽しんでいきたいと思います。野菜の変化に気が付く子どもたちの表情が今から楽しみですね。