「いらっしゃいませ～どれにしますか？」

最近、お部屋に掲示してあるさつまいもや栗・どんぐりなど季節の物に興味を持ち始めている子どもたち。今日も登園すると、真っ先に掲示物が置いてある所へ行き「さつまいもあった！」「おめめついてるよ！」「きゃー！！！」と何やらお友だちとの楽しい会話が聞こえてきました。目や髪の毛を付けたさつまいもが特に大人気なようで、大事そうに持ちながら「おばけだぞ～」と、おばけのさつまいもになりきってお友だちに話しかける可愛らしい姿も見られます。「みて！いっしょだ！！」と、何かに気付いた様子。机の傍に置いてあった絵本の鞄から”おばけのパン屋さん”の絵本を取り出し、目や髪の毛のついたさつまいもと照らし合わせる姿がありました。「おめめいっしょだね～」「ひとつしかないよ」と一つ目のおばけパンや、さつまいもの形をしたパンを見つけると「あったー！」「うらめしや～」とみんなで一冊の絵本を囲みながら、夢中になっておばけ探しをしていました。
別の場所では、レジを使いながら「いらっしゃいませ～」とお友だちとお店屋さんのように楽しむ姿がありました。お金のイラストをラミネートした物を大切そうに持ちながら数字のボタンを押したりと、お店屋さんになりきっているようです。そんな姿から、以前子どもたちとお買い物へ行った際に持って行った、お金を入れていた小さな鞄や、色々な食べ物が載ったお惣菜の広告・お買い物鞄などを準備してみました。「かしてかして！」と早速お金の入っているであろう小さな鞄を肩からかけると、お買い物に行く準備が整いました。鞄をそっと開け中身を確認すると…大変！お金が無い事に気づきました。「ないねー」と少し考えながら近くに置いてあったお金を見つけ、鞄に入れると「いってきまーす！」とお部屋の色々な所を歩いていました。どんぐりを持っているお友だちの所へ行くと「これください」とお金を渡してみたり…机の上に並べられたお惣菜の広告をじーっと見ながら「どれにしようかな」「これたべたいねー」とお買い物を楽しんでいました。