大変です！

消防車がサイレンを鳴らして音が近づいてきます。子どもたちは音が聞こえてくると窓越しにみんな並んで見えるのを待っていました。すると・・・園の傍に。パトカーや救急車も見え、子どもたちは大喜びでした。救急車や消防車を見送って保育士が絵本を手にしていると「あ！ぱんつさんだ」「みたい！」「かーしーてー！」と子どもたちから聞こえてきます。手渡してみると「はっぱのぱんつはいてるよ」「くるまのぱんつもあるね～」と、友だちとやり取りをしていました。そんなぱんつさんの絵本を読んでみることに・・・。読み始めると「めがねかけてるね～」「〇〇ちゃんのパパもめがね掛けてるよ」話がどんどん広がっていました。子どもたちのこんな姿から子どもたちの前で大きな紙に大きな大きなぱんつさんを保育士が描いてみました。それを見て「うわぁ～！おっき～い！」とビックリした様子。一人の2歳児からは「ぱんつさんはベルトしてないね」何とも面白い声が聞こえてきたのでベルト付きのぱんつさんにしてみました。大きな紙に描かれたぱんつさんとクーピー、クレパス、マーカー、のり、はさみなど様々なアイテムを準備すると「ベルトはちゃいろにしようかな～？」「ぱんつなにいろにする？」友だちと相談しながら次々と展開させていました。はさみを使うのもみんな真剣。2歳児さんは細かく切ったり、ほそく切ったり、切り方を変えて切る姿がありました。1歳児さんもはさみに興味深げです。2歳児さんがはさみを使う姿をじーっと観察し、どうやってはさみ持つのかな？どうやって切るのかな？と考えている姿がとてもたくましく、成長を感じる一面です。まだはさみを使って上手く切ることは難しいですが、このような真剣な姿を傍で見守っていきたいと思います。