ちょっぴり期待

ハンバーガーの玩具を机の上に持ってきて積み上げています。レタスやチーズ、トマトなど色々な材料をバランスを取りながら高く積むのは至難の業。それを難なく積み上げていく子どもたちには驚きです。「トマトと～、チーズも乗せて～」「チーズバーガーつくろうよ」「ハンバーガーでーす。はい、どうぞ～！」と楽しそうな声が聞こえてきます。店員さんとお客さんになりきってやり取りをしている姿が何とも可愛らしく、微笑ましい光景でした。夢中になっているハンバーガー。メニュー表やハンバーガーの写真カードを掲示してみました。メニュー表をみんなで囲んで見入っています。「パパとポテトかいにいったんだよ」「チーズバーガーたべたことある～」とこんな声も・・・。更なるアイテム、ポテトのパッケージや紙袋も準備をしてみました。すると・・・それを手に「たべたいな～」とポツリ。紙袋の中を覗き込んで「ない！」と言う子もいました。「ない！」その一言でちょっぴり中身を期待していた子どものワクワクしていた様子が伝わってきます。救急車のサイレンが聞こえてくるとみんな外が見える場所に集まってきて背伸びをしながら通り過ぎるのを待っています。救急車は働く車の中でも人気ＮＯ１。どんなに楽しく遊んでいてもサイレンが聞こえてくると「きゅうきゅうしゃだぁ～」と窓越しへ。子どもたちの大好きな救急車。絵本を読んでみる事にしました。鞄から救急車の絵本を出すと「やった～」と大喜びなのです。読み始めると、どの子も真剣な表情で見入っています。怪我をした人が出てくるページになると子どもたちの表情が曇りぎみ。ページをめくる度に子どもたちの表情が変わり、読んでいる側も楽しくなります。読み終えた絵本を机の上に置いてみると、お友だちと一緒に絵本を開いて見ていました。別の机に大きさの違う消防車のイラストやクレパス、クーピー、シール、はさみ、のりなど様々なアイテムを用意してみました。カラフルな消防車が出来上がったり、パーツごとに切ってみたり、切ったパーツをシールで繋げたりと楽しい展開が繰り広げられていました。ハンバーガーのメニュー表を見ながら「これはあかときいろ」「○○はあかがすきなの」とハンバーガーや救急車、色と様々な物に興味深げな子どもたち。どのように広がって行くのか？ワクワクと楽しみでいっぱいです。