ブラブラ すごいよ~

朝のおやつの用意をしていると、気付いたお友だちが自分で三角布を出してきてかぶり、お手伝いを始めました。保育士と一緒に「ヨイショヨイショ」といちご組の部屋まで運んでくれました。部屋までたどり着くと、じーっと保育士の顔を見つめながら待っています。
毎日の朝のおやつの保育士がやっている準備をちゃんと見ているようで、事務所に持って行くおやつのお盆を待っていたようです。渡してあげると、こぼさないようにそーっと運んでくれました。自分の事だけでなく、まわりの様子もよく見て、興味を持ち、保育士の手伝いや、お友だちのお世話も出来るようになってきました。
テラスを覗いてみると、誰もいないかのように静かです。よく見ると、みんながカラーボックスの中にいました。何をしているのかな?と見ていると、迷路のようにくぐって遊んでいました。途中で穴から顔を出してみて、にやっと笑い、またもぐって進んでいます。何人かのお友だちが連なりながら、同じ所をぐるぐる回り、遊んでいました。
1人のお友だちが鉄棒にぶらさがりながら、とっても嬉しそうに笑っていました。それに気付いたお友だちも一緒にぶら下がり、「わたしのほうがすごいでしょ!」と言わんばかりの得意げな顔でぶら下がっていました。ついこの前までつかまるだけで必死だったのに、とても筋力がついたなと感心しました。
先日から作っていた松ぽっくりのツリーの飾り付けをしていると、何人かのお友だちが寄ってきました。キラキラのシールを貼ろうとすると、手を出して貼りたそうにしていたので、シールを渡してあげました。松ぽっくりにはなかなか貼りづらそうで、そのうち下にひいていた布にペタペタ貼り出していました。

園庭に出ると、一目散に砂遊びを始めました。靴を履く時間も惜しむように裸足のまま出てしまうお友だちもいますが、それに気付いたお友だちが靴を持って行ってあげていました。以前はスコップでお皿に砂を入れるだけで満足しているようでしたが、近頃は、言葉もたくさん出るようになり、ごっこ遊びをする姿がよく見られるようになりました。湿った砂をカップに入れて、「とろとろ~」「カレーだよ」「カレーあついで~」等と楽しい会話も聞こえてきます。    松ぽっくりのツリーの飾り付けでは、松ぽっくりになかなか付かないので、そのうち布に貼り、それを見て「きらきらきれい」「ゆきみたい」と言っていました。「きらきらひ~か~る~」と貼りながら歌を歌うお友だちもいました。「クリスマス」と理解しているお友だちもいますが、まだ何かわからずシール貼りを楽しんでいるお友だちもいるので、あちこちでツリーを見るようになり、保育園で見たあれかな?と理解してくる時が楽しみですね。布に貼ることに飽きてくると、今度は顔に貼り、おでこや鼻の下に貼り、お互いに顔を見合わせて笑い合っていました。




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