も~いくつねるとおしょうがつ
今日は「さるかにばなし」のお話の聞き取りをしました。話しが終わり感想を話し合うと「さるは意地悪だったな」「物なげたらあかんよな」とさるに対して話す姿がありましたが「でも4対1はあかんで」という声もありました。”うす、はち、くり”が登場してさるをこらしめる場面が4対1でさるをこらしめていたから1対1で話し合わないといけないという意見が出てきていました。絵本の聞き取りで頭の中でさるやかにの状況を想像し、このような意見が子ども達から出てきたことに驚きました。保育園の中でもトラブルがあった際は本人達が1対1で話しをしたり、子ども同士で思いを伝え合って解決し、乗り越えていく力を大切にし見守っています。めろん組になり小さい子のお世話をしたり、喧嘩の仲裁に入ったりする事が増え、毎日の経験からこの思いが子ども達にもちゃんと伝わっており、物語からも何かを感じてくれていたのかなと気持ちの成長を感じました。またその後A、B、Cチームに分かれ「さるの”さ”」「かにの”か”」「くりの”く”」とそれぞれのお題で思いついた言葉を書いていく競争をしてみました。今日はストップウォッチを用意し、「真ん中が1秒やで」「こっちが1分!60秒やで」と1分が何秒か子ども達の中で話し教え合う姿があり、1分がどれくらいの長さか一緒に数えてみると「結構ながいな」「1時間はもっとながいで」と時間について興味を持ち話していました。今日は3分に設定し時間内にいくつ書けるかを競いあってみると思いついた言葉をどんどん書いていくチームもあれば、ひらがなが苦手な子には「一緒にかくから」と一緒に鉛筆を握って書き方を教えみんなで書いていくチームと様々で言葉を使った遊びを楽しむめろん組さんでした。今後も小学校に向けて言葉や、時間、数字を使った遊びやチームやクラスで団結し、お友だちと絆を深めていく遊びをどんどん行っていきたいと思います。