「ありゃ～～！！」

保育士が絵本を持っていると「ぽんちんぱんがいい！」「○○ちゃんぱんだにする～」と好きな絵本を手に取ると、椅子に座りみんな真剣に絵本を見ています。「つぎこれ」とお友だちと絵本を交換しながら見ていると、ひとりのお友だちだけなぜか絵本を皆の方に向けていました。「ちわうね～（ちがう）」と絵本の向きが気になったようで何度も直しながら、上手く絵本を持つと「ぽんちんぱん！！」と先生になりきって絵本をお友だちに読んであげているようでした。ページをめくり終わると「おしまい！」ととっても嬉しそうでした。そんな中、「おいししょ～ね～」「あ！これもあったよ！」とお部屋に掲示してあったアイスクリームのメニュー表や、ラミネートしたアイスを手に取り何やら楽しそうな会話が聞こえてきました。おもちゃ棚に置いてあるアイスクリームのおもちゃも一緒に机に運んでくるとアイスクリーム屋さんの開店です。「どれにしますか？」「これ？」「これちわう！こっち！」「これ？」「これもちわう！」とお友だちと好きなアイスが上手く一致せず困っている様子。「うーん」と考えながらもお互い好きなアイスクリームを組み合わせ、１つ２つ３つ・・・とトリプルアイスが完成！「あいしゅだ～」とお互い好きな味を組み合わせてできたアイスクリーム。とっても嬉しそうに２人で出来上がったアイスクリームを眺めていました。
別の場所では、アイスクリームの写真を印刷した紙を準備してみました。すると「あいしゅだね～」「ぬりぬりするの」「ちょきちょきしたい」と子どもたちから色々な声が聞こえてきました。そんな声から、クレヨンやはさみ、更にシールや糊など様々な物を準備してみると、早速好きな物を手に取っていました。色を塗ってみたり、アイスクリームを切り取ろうとしてみたり、中には色々な形にくり抜いた紙やシールをアイスクリームに貼り付けているお友だちもいました。「みて～○○ちゃんのきらきらだよ！」と星の形の紙をアイスクリームに貼り付け、トッピングすると可愛らしいアイスの完成！「きらきらひかる～♪」ととっても嬉しそうに出来上がったアイスを眺めながら、アイス作りに夢中な子どもたちでした。