ぞうさん、きりんさん、ぱんださん

「ぐ～、ちょき、ぱ～で、なにつくろう～♪」と、歌い出すと子どもたちから「みぎてはぐ～で、ひだりてはちょきで、かたつむり～♪」自分たちで考えながら手遊びを楽しんでいました。ぐーとちょきを作ってかたつむりのできあがり！小さな手で作った可愛らしいかたつむり。机の上で「こんにちは～」と挨拶を交わしていました。「せんせいは？」子どもたちに誘われ、保育士の手で作ったかたつむりも参加。手遊びの後、絵本をどれにしようかな？と選んでいると「おおかみー！」「おおかみがいいの」と、リクエストがあったので読んでみました。子どもたちの大好きな絵本なのですが・・・いざ、おおかみが出てくるとちょっぴり怖いようで、隣に座っていたお友だちにピッタリ！とくっつきながら見ていました。おおかみの絵本を読み終えると「ぱんださんのは？」と、言う声が。「パンダのパンだ」という絵本を開いてみました。絵本の中にはぞう、きりん、とら、こあら、くまなど沢山の動物が登場します。「ごりらさん、おしりみえてるよ」子どもたちから面白い声が聞こえてきました。読み終えると「か～し～て～」という子が居たので渡してみました。すると・・・動物の細かい仕草に気がついたようです。こんな子どもたちの姿から動物の写真カードや動物が載っている図鑑を用意してみました。絵本に載っているイラストと同じ動物の写真カードを重ね合わせ「いっしょー！」と。絵本に出て来たコアラを指差し「これはなに？」と、お友だちに尋ねていました。知っていた子が「こあらだよ」と教えてあげていました。ここで大人が答えてしまっては楽しくありません。子どもたちが考えたり、お友だちと話合ったりする事で色々な事に気がつき、悩んだり、話合ったりする姿を大切に見守っていきたいと思います。