ばいびー！

救急車のサイレンが聞こえて来ると、外を見渡せる場所で通り過ぎるのを待っています。通り過ぎると「〇〇ちゃん、きゅうきゅうしゃいったんだよ」「ぼーぼーしゃもみたね～」消防署に出掛けた事を思い出したようです。子どもたちのこんな声を聞き逃しては！と、消防車や救急車の写真カード、前日に着せて貰った防火服が載っているイラストなどを用意してみると・・・子どもたちは好きな物を手に。救急車や消防車のイラストをラミネートした物を手に「ピーポー、ピーポー」「ウゥ～！ウゥ～！」と言いながら机の上を走らせていました。消防車や救急車の絵本も出すと「たいへん！」こんな声が聞こえ、覗いて見るとビルが火災になり消火をしているページを見入っていました。「かじだ！」「これかじだよ」とお友だちに伝える姿が。園周辺施設の地図も子どもたちに渡してみると・・・前日に出掛けた消防署の写真を見つけ「ここいくー！」「ぼーぼーしゃみるの」指差しをしていました。他のお友だちからは「ここもいきたい」なんて声も聞こえ、早速出掛ける準備をしていると「いくー！」と。出発し、歩き進めると赤い車が見えてきました。「ぼーぼーしゃだぁ～」子どもたちは大喜び。消防署の目の前まで来ると「あれ？ぼーぼーしゃない！」前日に見た消防車が止まっていなくてちょっぴり残念そう。すると・・・救急車が動き出しサイレンを鳴らしながら出発していく所を見ることが出来ました。貴重な瞬間に子どもたちはくぎ付け。消防署を出発していく救急車に「バイバーイ」と手を振って見送っていました。救急車を見送り公園内を歩いていると階段が見えてきて「かいだんいくー！。」子どもたちはとっても元気。階段を駆け上がっていました。1歳児の子が頑張って階段を登っている姿を見て2歳児の子が「がんばれ～！」と応援したり、階段の上から迎えに来てくれたりと、とても微笑ましい姿を沢山見ることが出来ました。