パン職人

お部屋に置いてある小麦粉の袋や麺棒・ボウル・パンの写真カードを手に取ると、「わぁ！〇○ちゃんこれたべたい！」「あんぱんおいしいよ～」と楽しそうな会話が次々に聞こえてきます。「〇○ちゃんこれたべたいな～」「ちょっとまてて！」とラミネートしたパンの写真の上を一生懸命麺棒でコロコロ・・・更に手でパンパン！と叩いてパンを捏ねる真似をすると「できた！」「どうぞ～」とパンの完成。「おいしいね～」「〇○ちゃんはこれすきなの」とパン屋さんごっこ遊びを楽しんでいる中、更にパンに関する絵本なども置いてみると、あるページをじっと見ながら「ピッピってしてるねー」「１００えんになりまーす」「これください！ってしてる」とパン屋さんの店内のイラストを見つけたようです。「あ！これぎゅうにゅうだ」「たまごやきもあるよ！（生卵）」と思わずクスッと笑ってしまうような会話も聞こえてくる中、「これください！」「〇○ちゃんはこれ！」とレジスターをピッピッと押しながらとまり丘にも小さなパン屋さんが開店していました。店員さんとお客さんに分かれ「おまたせしまいました～（おまたせしました）」とレジを打つ中、隣では真剣に麺棒をコロコロ転がしてみたりと大忙し。そんな中、「あ！わすれてた！」と近くに置いてあった空の小麦粉の袋を見つけるとじーっと中身を覗きながら「ないねー」と小麦粉が無いことに気が付いた様子。周りを見渡しながら棚の上にあったもう一つの小麦粉の袋を見つけると「あ！あったよ！」「こむぎこ！」とにっこり笑顔な子どもたち。袋をそっと開けてみると「うわぁ～～！」とみんな小麦粉に興味津々です。小麦粉をトレーの中に出してみると、手をギュッと押し当てて「みて！おててのかたちできた！」と型取ってみたり、「ふわふわ～」と小麦粉の感触を楽しんでみたり、小麦粉を一塊にしようと一生懸命ぎゅっぎゅっと捏ねながら、小麦粉粘土に夢中な子どもたちでした。