とったぞ～！

園舎の横の畑から伸びる長い芋づる。散歩に行く度に、長く伸びた茎や大きな葉っぱを見て興味を示す姿がありました。そこで、芋づるを切って園庭にそーっと置いておきました。すると・・・「なんだこれ！？」と興味津々で、手に取って見ていました。「はっぱだ！」「おっき～い！」「なんかむしがいる！」様々な会話が飛び交います。そこで室内には、サツマイモの写真や絵本を準備しておきました。室内に戻ってきたお友だち・・・「うわぁ～！これおいもだ！」「〇〇ちゃんは、ままとたべたよ！」「おいも♪おいも♪」目を輝かせて見ていました。”おいもさんがね・・・”の絵本を読むと一緒になって、「よいしょ！よいしょ！」と芋掘りの真似をし始めました。そうとなれば早速靴を履いて、帽子を被り畑へ！しかし・・・もちろんサツマイモは土の中に埋まっているので姿が見えません・・・土を触る事にも少し抵抗がある様子で座り込んでしまいました。そこで保育士が手で土を掘り始めると・・・「〇〇ちゃんもやりたーい！」「○○くんも！」と掘り始めました。初めのうちは、手に付いた土を見て少し険しい顔で土を払っている姿もありましたが、慣れてくるとそんな事は気にせず夢中になって掘っていました。中々土の中から抜けない姿を見て、そーっと小さなスコップを置いてみました。直ぐに気付いたお友だちがスコップで掘り始めます。皆で協力しながら掘り進めていくと・・・遂に収穫する事が出来ました！「うわぁ～！みて！」「おっき～い！」と大喜びの様子で見せてくれました。箱の中にどんどん溜っていくサツマイモ。「うわぁ～！いっぱいだね！」「これちっちゃい！」「これはおっきいよ！」と笑顔を見せながら覗き込んでいました。又、芋掘りの途中で土の中から出てきたミミズやダンゴムシ・・・「きもちわる～い！」「うわ！いやだ！」「やめて～！」と言いながらも興味を示す姿がありました。