「おににに！（おにぎり）」

ボウルに泡だて器、絞り袋を片手にシャカシャカシャカと真剣な様子。「はいどうぞ～」「ありがとう」と道具をお友だちと交換し合いながら、ケーキ作りに夢中なようです。小麦粉の袋に綿を入れたものをそっと置いてみると、「なになに？」「やりたい！」と本当にお菓子作りをしているかのように、ボウルに綿を入れて一生懸命混ぜながら楽しんでいました。空っぽになった小麦粉の袋の中をじーっと見つめながら「ない！」「なにもないの」とぽつり。そんな声からこっそり別の場所に、本物の小麦粉や水などを準備していると早速見つけた子どもたち。小麦粉の袋を手に取ると、そーっと中身を見て「あった！」ととっても嬉しそうです。ボウルに小麦粉を出すと泡だて器でぐるぐる混ぜてみたり、手で一生懸命ひと塊にしようと捏ねたりしています。あまりのふわふわさに「めっちゃふわふわ！」とびっくりしたような声も聞こえてきました。小麦粉の感触を楽しむ中、以前小麦粉粘土をしたことを思い出したのか「おみじゅ！」と近くに置いてあったペットボトルを手に取りボウルの中へ。少しずつ固まっていく小麦粉粘土に「みてー！」とお友だちと見せ合いながら真剣にぐるぐるとかき混ぜていました。
別の場所では、以前たこ焼きに興味を示す姿からフェルトで作ったたこ焼きに加えておにぎりや卵焼きなど様々な具材を準備してみることに。「これたべたい？」「どうぞ～」と好きな具材をお皿に盛り付けていくと、素敵なごはんプレートが完成。「おににに！（おにぎり）」「これたとやきだよ」と嬉しそうに食べる真似をしてみたり、一生懸命お箸を使い具材を挟もうと何度も挑戦しながらお弁当作りに夢中になる子どもたちでした。