はっや~い!

「ここいきたいね!」
「うわぁ~!」
「いっしょにすべろ!」
「ケーキつくってるの!」
「はい!ゴミここね!」

朝から園庭を駆け回り元気いっぱいの子どもたち。そんな姿から園周辺の地図や公園の地図、芝滑りの段ボールを帽子掛けに掛けてみました。おやつを食べるのに保育室に戻ってきた子どもたちが早速気付きます。「うわぁ~!ここいきたい!」「○○ちゃんはここいきたいな~」「ねえなんかしゅ~するやつあるじゃん!」と興味津々です。そうとなれば早速準備をして出発です!公園に着くまでに色んな”音”が聞えて来ます。”ブルブル”とどこか遠くから聞えれば、「あれ?なんかきこえる!」と立ち止まり更に耳を澄ませます。「あぁ~!みて!ヘリコプター!」「いいな~ぼくものりたい!」「ばいば~い!」と空を見上げ手を振り大喜びです。次に聞えて来たのは小学校のチャイムの音です。「ねえ!なんかまたおとがするよ?」と再び耳を澄ませます。流石に分からないかと思ったのですが、子どもたちは色んな事を知っており「これしょうがっこうのだよ!」と直ぐに答えが出ました。他にも鳥の鳴き声や、サイレン、犬の鳴き声などに反応して色んな音を楽しんでいました。公園に着くと様々な花が咲いており「ねえあのピンクのおはなきれ~い!」「なんかいいにおいするね!」「○○ちゃんのふくもピンクだね!」「いっしょ!」と花と一緒の色を探す姿も見られました。色んな発見をしながら芝滑りの場所へ着くと「ダンボールちょうだい!」と滑る気満々です。坂を駆け上がり頂上まで行くと「いっくよ~!」「○○ちゃんすべるからね~」とものすごいスピードで滑っていきます。2歳児クラスのお友だちは1歳児クラスのお友だちと一緒に滑りたくて仕方ありません。「▢▢くんとすべりたい!」「▢▢くんおいで~!」と。滑り終えるとお互いケラケラ笑い楽しそうでした。
帰り道、鼻水が出ていたお友だちにいち早く気付き「ティッシュちょうだ~い!」と言ってきてくれた1人のお友だち。1度そのお友だちのところまで行きましたが「あ~わすれた!」と走って戻ってきました。どうしたのだろうと思っていると「ふくろわすれた!」とゴミ袋を取りに来たのです。「ここにいれてね!」と教えてあげる姿。優しさが溢れ出ている一面に遭遇できほっこりと温かい気持ちになりました。




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