やさしくね

「3びきのこぶたの1ぴきが～♪」と3匹の子ぶたの手遊びをしてみました。藁のお家、木のお家、レンガのお家にオオカミがやって来てフーッと息を吹き掛けるのですが藁のお家、木のお家は吹きかけた息でぺっちゃんこになってしまうのですが、レンガのお家は息を吹きかけても崩れません。「フ～ッと吹いたら・・・あれれ～？」このフレーズになると子どもたちは顔を傾け「あれれ～？」この仕草が何とも可愛くて見ていて笑顔になります。手遊びの後「おやさいどうぞ」という絵本を開いて見ました。この絵本も子どもたちに大人気で、沢山の野菜が出てきます。皮をぺりっ、シュッシュッと剥いたり、ザクザクと切ったり。トントントントンと野菜を切る音が心地良い様子。手を包丁に見立てトントントン！と切る真似をしていました。絵本を子どもたちに渡すとみんなで囲んで見入っていました。切った野菜を使ってカレーライスとサラダが出来上がるのですがカレーのページに触れ「あちち！」サラダのページを開きサラダに乗っているきゅうりをつまみ「ちゅうり（きゅうり）、あむっ」「おいしい！」と。こんな姿から子どもたちは色々と想像し、遊びへと広げていく様子が見られ「なるほど～」っと思う瞬間でした。野菜に興味深げな子どもたちの姿から本物の野菜の苗を用意してみました。野菜の苗に野菜の名前と写真が付いていて、それを見つけ子どもたちは掲示してあった野菜の写真カードを持ってきて「ままと（トマト）、いっしょー！！」「これはちゅうり（きゅうり）」沢山の野菜の名前と「あか～！」「みどり」と色も聞えて来ました。野菜の色にも気がついた様子。野菜のイラストやクーピー、クレパス、絵の具など色に関するアイテムを準備すると・・・好きなアイテムをえらんで色塗りを楽しんでいました。絵の具は筆を使ったり、自分の手を使って色を塗ったりとみんな違う遊びを展開させていました。そして今日は掲示をしてあった野菜の苗をプランターに植えました。土に穴を開け、野菜の苗を子どもたちに渡すと優しく・・・優しく・・・植え、砂をかけてくれていました。「だいじだよ」なんて言わなくても子どもたちは「たいせつなもの」と感じ取った様でした。植えた後は如雨露を使い、お水もあげました。これから野菜のお世話をし、野菜の成長や変化を子どもたちと見守っていきたいと思います。大きくなっていく野菜を見て子どもたちからどんな声が聞こえてくるのか？とっても楽しみです。