はたらくくるま

「1匹のかえる～、ピョンピョンピョンピョンジャンプして～♪」と歌いながら手遊びを始めると、子どもたちも真似をし、一緒にしてくれます。1匹ずつ指に増えていくかえるを子どもたちは楽しみにしてくれているようで「ちゅぎは？（つぎは？）」「もっとかえるは？」と言う声が聞えて来ます。1匹ずつ増えていくかえるは池の中にジャブ～ン！！ス～イスイ！と泳ぐ振りがあるのですが、子どもたちがするこの振りが何とも可愛く、一緒に手遊びをしていてこちらが笑顔になります。最近子どもたちの中でとっても興味が広がっている、はたらくくるまや野菜、色。これにちなんだアイテムを掲示してみました。その中でもはたらくくるまは大人気。写真カードや、はたらくくるまのイラストはみんなが欲しい1品なのです。このような子どもたちの興味を大切にしたいな、とはたらくくるまが沢山出てくる絵本を開いて見ました。すると・・・いつも見ている救急車や消防車の他にレッカー車や道路パトロールカーなども登場します。いつもと違うはたらくくるま。名前は知らないようでしたが色に気がついた様子。「きいろ！」「あお！」いつもと違う色の名前も聞こえて来ました。そんな子どもたちの声から更に色に関するアイテムを準備してみようと・・・はさみを使ってカラーセロハンを切っているのを見ていたのでしょう。「はちゃみ（はさみ）ちょうだい！」と。カラーセロハンとはさみを渡すと一生懸命切っていました。カラーセロハンがハートの形になっている事にも気がついた様で「はーちょ（ハート）」「かわいいよ」色々な所へと興味が広がっていきます。色々な形の型抜きを用意してみると紙を挟んで型を抜こうと悪戦苦闘。保育士が目の前で型抜きをやってみると、じーっと観察。顔を傾け、覗き込んでいる子もいました。覗き込んだり、じーっと観察したり、どうやってしたら型抜きが出来るのか？を考えやってみようとする姿にとても感心します。「こうやって」なんて言わなくても子どもたちは考え、やってみようとする姿があり、こんな姿を大事に見守って行こうと思います。