じぶんで！

おやつや給食の時間、全て食べ終えると空っぽのお皿を持っておかわりに行ったり、食べ終えると椅子をしまい鏡を見ながらウェットティッシュで口周りをきれいにしたりする１歳児のお友だち。きっと２歳児のお友だちがしていることをよく見ていたのでしょう。今までは少し保育士が援助していたことも、少しずつ自分の力だけで出来るようになってきていて毎日成長を感じています。
さて、朝登園しておたより帳を開けると前日に貼ったカエルのシールに気付いた１人のお友だち。「これかーる！（カエル）」「○○ちゃんかーるはった～！」と、お話ししていると、近くにいたお友だちも気付いて一緒に貼っている姿がありました。そんな姿から紙をカエルの形に切り取ってみました。「これなに～？」「くまー！」まだ顔を描いていなかったので子どもたちにはクマに見えたようです。しかし、顔を描いていくと「あ！」「これかーるさん？」と、気が付き自分の顔にあてて遊んでいました。そこで頭に被れるようにゴムを付けると「○○ちゃんも～」と、皆でカエルになりきって「いっぴきの～か～る！♪」と、歌っていました。他にも雨に関する物を出してみたらどんな反応をするのだろうと思い、大きな紙に傘や長靴を描いていると「かしゃ～！（かさ）」「これ、ままのかしゃ～」と、会話が始まりました。「ぬりぬりしたいな～」との声もあったので、クレパスやシールも準備してみると「○○ちゃんはあか～！」「ちいろ！（きいろ）」と、好きな色を選んで色を塗っていきます。「あおないね～」「ピンクは～？」と、色にも興味が出てきたので、別の場所では絵の具の空箱だけ出してみました。すると「あれ～？」「ないよ！？」「あ！▢▢ちゃんが～！」と、お友だちが持って行ってしまったのではないかと探しに行きます。しかし、もちろんお友だちは持って行っていません。「あれれ～？」「な～い！」と困った様子。探しに行っている間にこっそり机の上に絵の具を出しておき、戻ってきて気が付くと「あ！あったね～！」と、ニッコリ嬉しそう。筆を使って思う存分楽しみました。