食欲の秋

絵本を手に取ると「めがねがいいの」「ぱんだがいいー！」「〇〇ちゃんパンにする！」と今日も子どもたちからの沢山のリクエストが聞こえてきます。
中でも最近お気に入りなのが”ぽんちんぱん”という絵本。「これ！」と見たい１冊が決まると、ワクワクした様子で座っていました。早速読み始めようと、１ページ目を開こうとすると・・・
「チンしてないよー！」とこんな声が。お友だちに絵本を渡してみると「チーン！はい、できたよ～」「あついよ～！」とどうやら表紙のパンを焼いてくれている様子。「パンたべたい！」と周りのお友だちが絵本に触ろうとしますが「あちちちち！」とレンジで温めた後のパンはアッツアツのようで、「あついよ～！」と本を人差し指でちょんっと触れながら、大笑い！「あつい！」「もっかい！」「チーン！」とパンの表紙に触れようとしては、「チーン！」と暖めてを繰り返しながら楽しそうな子どもたちでした。
別の場所では、さつまいもの箱をみたり、”おいもさんがね”という絵本を見たりとさつまいもが気になっている様子。「よいしょよいしょ！」「すっぽーん！」と絵本の台詞を呟きながら読んでいます。そんな子どもたちの姿から、さつまいもを使ったクッキングが出来る様準備してみる事にしました。さつまいもとボウル・包丁を準備していると「わぁ～やったー！」と早速エプロンと三角巾を身につけ準備は万端です。夏に野菜を使ったクッキングをしていた事もあり、「ててちょきんしちゃうよ」「あぶないよ」「きゅうきゅうしゃくるよ」と包丁が危ないものであるという事はよく分かっている様子。慎重に慎重に包丁を使い始めますが・・・何とも硬いさつまいもに大苦戦。真剣な表情で一生懸命切ろうと頑張っています。すると・・・サクッ！とさつまいもが切れる音が。「できた！」と嬉しそうな表情。何度も硬いさつまいもと戦いながら、無事さつまいもを切る事が出来ました。
細かく切ったさつまいもは、給食の先生に柔らかくして貰い・・・おやつの時に自分たちでラップに包みぎゅっ！と握り茶巾絞りの完成！とっても美味しかったようで、沢山おかわりをして食べていました。