ぴっったん！

「これたべたいな～」「○○ちゃんケーキちゅくるの」とクリスマスケーキの話題で大盛り上がりな子どもたち。以前子どもたちが作った紙の立体的なケーキを机に置いてみると「ケーキだ！」「○○ちゃんもほしい！」「こやってふーってするの」と、ストローのろうそくに一生懸命息を吹きかけています。そんな中「あれ？これないの」「ここもない」とケーキにぽっかりと空いた穴を見つめるお友だち。ろうそくが足らず困っている様子。そこでいくつかのろうそくを作ってみることに。完成したろうそくを手に取ると嬉しそうに穴にすぽっ！「できた！」ケーキに沢山のろうそくを立てると「おめでとう～～！」と気分は誕生日！フーフーと何度も息を吹きかけながら楽しんでいました。ろうそくを沢山立てたケーキを見つめながら「ケーキつくりたいの」「ちょきちょきしたいの」とこんな声も聞こえてきました。フルーツのイラストを印刷した紙やはさみ、糊、どんぐりなど様々なアイテムを並べて置いてみると、みんな真剣な表情。無言で黙々と紙を貼ったり、色を塗ったり、ちょきちょきと紙を切る音がお部屋に響きます。切った紙をケーキにのせると「できたよー！」とケーキの完成。ケーキのトレーにのせると「どうぞ～」ととっても嬉しそうでした。
別の場所でもケーキ作りに夢中な様子。ボウルや泡だて器、絞り袋に綿を入れた物や小麦粉などを準備してみました。早速手に取ると「まぜまぜ～」「しゃかしゃか」と言いながら、混ぜています。絞り袋をギュっと握り、ボウルに絞る真似をしながらすっかりケーキ屋さんになりきりる子どもたち！と、思いきや・・・「みて！これマヨネーズなの！」と手に持つものは絞り袋。更にボウルに入れてある沢山の綿はなんと「これはいりたまごなの」とどうやら卵だったようです。「いりたまごでーす」と子どもたちの想像から、色々な物が出来上がる魔法のボウル。何とも面白い一場面でした。