ゆきだ~!

みかんの皮を剥こうと頑張っています。
指先で「ちょん!」と、雪を触っていました。
「ちゅめた~い!(冷たい)」
がりがり!
ぴょんぴょ~ん!!!

登園してくると「ゆきふってるね~」とお話をしてくれたり、窓から雪が積もっているのを見たりしているお友どもたち。年に一度見られるか見られないか・・・中には初めて雪を見るお友だちもいることでしょう。そこで、雪を少し室内に持ってきて近くで見られるようにしてみました。「わあ!ゆきだ!」とは言うものの、触る事には少し抵抗があるようで中々触ろうとはしません。そんな姿から先ずは保育士が雪に触ってみることにしました。すると子どもたちも恐る恐る・・・先ずは指先で「ちょん!」と。一度触ったら冷たい感触や楽しさに気が付き、別の容器に移し替えてみたり「ぎゅ~!」「ぎゅ!ぎゅっ!」と、丸めて遊んでいました。
別の場所にはバケツに山盛りの雪を準備。「わあすご~い!」「いっぱい!」と目を輝かせていました。やはり暫くはひたすら雪をカップやお皿に移し替えて遊んでいた子どもたちでしたが、ある1人のお友だちがポツリと一言「かきごおりできた~!」と。確かに、山盛りになった雪の見た目はかき氷そのものです。そんな声を聞いて・・・子どもたちがどんな反応をするのだろうと少し保育士が仕掛けます。「いただきま~す!」と、食べる真似をすると「あ~ダメだよ~」「たべれないの~」「たべちゃダメ!」と、2歳児のお友だちが言います。それを聞いていた1歳児、0歳児のお友だちも「あめ!(ダメ!)」「めっ!」と、真似をします。子どもたちは雪は食べてはいけないものだとしっかり知っていました。それから長い時間集中して遊んでいた子どもたち。時折雪を握り潰して雪がはじけ飛ぶとケラケラと楽しそうな笑い声が聞こえてきて存分に雪遊びを楽しんでいるようでした。




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