名店の職人

こうやってしてるよ。
いらっしゃいませ~!
まぜまぜ・・・コネコネ・・・
職人。
足でふみふみ。こしを出して・・・。

「おはよう!」と登園してきた2歳児の子は朝の準備をを済ませ保育士の所へとやって来て「うどんちょうだい!」と。昨日の遊びを思い出したようで「ねぎもいっぱいほしいの・・・」「ちんぷら(てんぷら)も」と沢山のリクエストが。「しゅぷーん(スプーン)とおはしもちょうだい」次々とリクエストが続きます。用意した玩具を使い「おしるいっぱいのうどんつくるの!」「ねぎいっぱいいれたらおいしいよ」「うどんできました~」「いらっしゃいませ~!」とまるで本物のうどん屋さん。子どもたちのこのような姿からうどんが出来るまでの工程表やうどんに使われている材料などが描かれている物をラミネートし机の上に置いてみると・・・「コロコロして~」「ふくろにいれてふみふみしてるよ」と・・・。工程にも興味が広がっていきます。工程表にも描かれている小麦粉、麺棒、袋などを用意していると「やりたい!」と子どもたちは意気込んでいます。やりたい!という声は聞えて来ますが何をやりたいのか?はまだ口にする子はいません。用意だけしその場から離れて見ていると「ここにかむぎこ(小麦粉)入れてまぜまぜしたい」子どもたちの声でボウルの中に小麦粉を入れてみました。そして再びその場を離れて展開を見ていると「おみじゅ(お水)いれて!」と伝えに来ました。お水を用意しボウルの中に入れると「まぜまぜほしい」と。子どもたちから聞こえてきたアイテムを出すとグルグル混ぜ合わせています。混ぜ合わせ塊になってくるとちぎったり、丸めたり、伸ばしたり、子どもたちそれぞれに楽しんでいました。暫く小麦粉と水を合わせた物で遊び、机の上に置いてあった麺棒に気が付いた子が伸ばし始めました。工程表をじっくりと見ていた子から聞こえてきたのは「ふくろにいれてふみふみしてるよ」と言う声。袋というアイテムを追加すると・・・小麦粉と水を混ぜた物を袋の中にイン!それを床に置いて踏み始めたのです。そんな光景を見ていたこちらもワクワクが止まりません。足で踏み始めたお友だちの姿を見て「〇〇ちゃんはもふくろちょうだい!」「ふみふみしたい」と周りのみんなに広がっていきました。子どもたちが展開していく遊びがなんとも楽しく、面白いのです。こんな楽しい展開、お休みが明けたらどんな風に広がっていくのでしょう。とっても楽しみです。




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