鼻、こわれたの？

登園し、準備を終えると保育士の所へやって来て「アイスクリームいきたい！」と伝えに来た２歳児の子がいました。「アイスクリームいきたい。いきたいの！！」このような子どもたちの強い想いに答え、アイスクリームに関するアイテムを準備する事にしました。準備をし、大きな紙を持ってくると「なに？なに？」と子どもたちが集まって来ました。大きな紙に大きな大きなアイスクリームを描いてみると「うわぁ～！！」っと歓声が上がり「むらさきがいい！」「きみどりのアイスクリームにする」と、色にも興味が広がってきたようです。1人の２歳児から「プチプチもかいて！」とリクエストがあったので一緒に描いてみました。描いた物を机の上に置き、その場から離れて見ていると・・・好きな色の水性ペンを手に取り紙いっぱいに描いています。アイスクリームのプチプチも真似て描き、美味しそうなアイスクリームが出来上がり。アイスクリームがいくつも描かれているイラストを手にした子からは「はさみちょうだい！」と。はさみを渡すと紙を器用に動かしながらアイスクリームのイラストを切り抜く事に成功！自分で色をぬり、はさみを使って切り抜いたアイスクリームのイラストをペロッと舐める真似をし、まるで本物のアイスクリームを食べているかの様でした。今日はもう１つ面白い事があったのです！！保育士がくしゃみをし、ティッシュで鼻を拭いていると・・・「せんせい、かふんしょうなの？」こんな質問を受けたのです。花粉症という言葉を知っている事にビックリ。保育士が何度も鼻を拭いている姿を見ていたのでしょう。「せんせい、鼻こわれたの？」と。なんと面白い声なのでしょう。この言葉に思わず笑いが起きました。「こわれちゃった・・・」と答えると「そっか！」という返答でした。子どもからの思わぬ質問でしたが、笑いが起きとても和やかな１日でした。子どもたちのこのような声が聞こえるのも今年度あと少し。明日もきっと楽しい事がおこるに違いありません。明日も楽しみですね。