どれにしようかな?

絵本から飛び出してきたぱんつさん。机の上に寝ています。大きい子がぱんつさんを手に掲示し始めました。
ハサミと糊、ぱんつさんが描かれた紙を準備して置いておくと・・・早速、ハサミを使っての切り抜きが始まりました。
小さい子も他の机の上に置いてあったぱんつさんを見つけたようです。好きな色の色鉛筆を選んでいろぬりを楽しんでいました。
真剣な表情でいろぬりをしている姿がとっても印象的です。
ブクブクブク~!っと沢山の泡を作って、園庭の赤い車に塗り、ゴシゴシ・・・。

絵本「ぱんつさん」もう何度読んだ事でしょう。とっても魅力的なぱんつさんに子どもたちは夢中です。ぱんつさんが絵本から飛び出して来たら・・・と子どもたちの反応を想像しながら机の上に置いてみました。すると、ぱんつさんを手に「つまむと・・・ひらく。ゆるめると・・・とじる」と呟きながら掲示する子がいました。ぱんつさんが付いた洗濯ばさみを自分の服の裾に付けたり、小さい子のスタイに挟んでみたり・・・。遊びが次々と展開していきます。子どもたちは周りをとってもよく観察しています。お友だちがハサミを使って遊びを展開させている姿を見つけ、一緒になって楽しんでいます。好きな物を選んで楽しめるように糊、ハサミ、ぱんつさんが描かれた紙や広告紙、シールを準備して置いてみました。すると・・・さすが!子どもたちは遊びの天才。自分で選んで机の上に運び、次々と展開させていきます。大きい子がハサミとぱんつさんが描かれた紙を机の上に運んできて椅子に座り、繋がっていたぱんつさんをハサミを使って1つずつ切り離していました。全部切り離すと、今度は糊の入った入れ物を運んできて、ギューッと力を入れて糊の蓋を取ろうと一生懸命です。何度も何度もギューッと力を入れ蓋を外そうと頑張っていると・・・パカッ!と蓋が開き「やったー!」ととっても嬉しそうな姿がありました。一生懸命やって、出来たときの子どもたちの表情はキラキラと光っています。大人が手伝ってあげる事は簡単なのですが、1歩も2歩も下がり、手伝ってあげたい気持ちをグッと我慢して見ていると、子どもたちのキラキラと光るステキな笑顔が見られます。小さい子は色鉛筆を見つけ、好きな色を選び、グルグルと色を重ねて楽しんでいました。園庭からは「わぁ~!すごーい」こんな声が聞こえてきました。以前から楽しんでいるしゃぼん玉。ふ~っと吹くと泡がブクブクブク~。その泡を手に取って園庭の赤い車に塗り「ゴシゴシゴシゴシ」と洗車が始まりました。夏に楽しんだ泡遊びを覚えていたようです。大きい子からは「きれいにあらってるの!」なんて言葉が聞こえてきました。子どもたちならではの展開。見ていて「なるほど~」と思うひとコマでした。




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