ほら！みえるよ。

お母さんと登園してきた男の子。鞄からおたより帳を出し、シールを貼って鞄を片付けに行くと棚に置いてあったかぼちゃに気が付いたようです。棚から机の上に運んできて持ち上げてみたり、裏返してみたりと何やら観察中。次に登園してきた子も鞄を片付け、かぼちゃに触れていました。掲示してあるハロウィンにちなんだ写真カードを外して、かぼちゃの隣に並べて「かぼちゃ、いっしょ！」「これは、ハロウィンだよ」こんな声が聞こえてきました。そんな声からハロウィンのかぼちゃのぬりえを準備していると・・・「せんせ～！何してるの？」と興味津々。保育士がぬりえの目や口を切り抜き、裏表を合わせカラーセロハンを挟んでいるのをじーっと見ていた子どもたち。ラミネートを施し、ワクワクしながら待っている子どもたちに手渡してみました。「どうやって遊ぶのかな～？」と見ていると・・・鏡の所へ持って行き、鏡を覗いて「黄色になってる」「見えるよ」と覗ける事に気が付いたようです。以前にもぱんつさんのぱんつの部分をカラーセロハンにしてあったのを覚えていたようで「ぱんつさんといっしょ」という声も聞こえてきました。別の机では、はさみを使っての切り抜き遊びから糊を使っての遊びへと展開させていく子どもの姿もありました。もう一つの机では紐通しに夢中。真剣な表情がとっても印象的です。子どもたちは、楽しそうな物を見つける天才。見つけた子から次々と遊びが連鎖していき、気が付けば子どもたちの輪ができ、楽しそうな笑い声が聞こえてきます。そんな子どもたちの姿にほっこりしますね。