ふむふむ・・・なるほど~。
お部屋に掲示しておいた消防車の写真カード。子どもたちは早速見つけ、消防車に夢中です。様々な種類の消防車の写真カードに付いていたリングを外し、消防車の本と一緒に机の上に置いてみました。すると・・・本のページをめくって「これといっしょのない」「どこにあるかな~?」と写真カードの消防車を本の中から一生懸命探していました。同じのを見つけることが出来ると「ここ!おんなじのあった。あったよ~!」と本を開いて保育士に見せてくれる子もいました。この本には救急車も載っています。更にページをめくって救急車を見つけると、子どもたちは大喜び。消防車や救急車が沢山載っているこの本は子どもたちには特別な絵本なのでしょう。1冊のこの本をみんなで囲んでくぎいるように見ています。子どもたちの消防車や救急車への憧れ・・・。どのように展開していくのか?見守っていきたいと思います。きっと楽しい展開になっていくことでしょう。さて、消防車や救急車に夢中になっている子どもたちをそっと見守りながら、他の机に紙、ストロー、段ボール、毛糸、はさみを用意してみました。以前に段ボールを切ったり、ストローを切ったりする中で、「これはかたい」「これはきれるよ」と感触の違いに気づき、はさみを楽しんでいたので、今回は更に違うアイテムを追加してみました。すると・・・「この黄色がいい」「これ切ったらポーンって飛んでいくんだよ」と言いながら様々な素材をはさみで切ってみる子どもたち。2歳児の子がストローを選んで切り進めていると、隣で1歳児の子がじーっと観察中。同じように真似をし、切ろうと真剣な表情がとっても印象的でした。2歳児の子は毛糸を選んで挑戦です。紙や段ボールと違って切りにくいのです。あれこれ考え毛糸を短く持ったり、毛糸の端をつまんで浮かせ、ぶら下がっている所にはさみを入れ切ってみたりと子どもたちは一生懸命考えています。そして友だちの姿を良く見ています。そんな一生懸命考え、友だちの姿をじっと観察する子どもたちを1歩も2歩も下がって見守っていきたいと思います。